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11月園だより 2019/11/1

やさしさの時代
歩いているといたるところに”やさしい”の文字・・・肌にやさしい、地球にやさしい、胃にやさしい、車にやさしい等々・・・○○にやさしい~がいっぱいです。
現代社会では、「やさしさ」や「やさしいこと」は、ほとんど無条件に「善いこと」とされています。

でも自分の生活を振り返ると、必ずしもそう言えない・・・やさしい社会と言われながら電車や人ごみの中にいる人々はみんなピリピリしている様な空気を感じませんか?

そんな疑問をもっと前の時代から感じていた人もいたようで1995年に『やさしさの精神病理』という精神外来の先生が書いた本の中でも若者たち(当時の)のやさしさという基準が変わってきたことに対しての戸惑いや不思議さが述べられていました。
それから12年後の2007年に出た『ほんとうはこわいやさしさ社会』の中では・・・

現代のやさしさとは、「人を傷つけないように気を遣う態度や振る舞い」という意味になるとあります。
やや古いタイプのやさしさでは、将来、その人が困らない様に(やさしさを前提に)今は厳しく接する・・・というに対して、「今傷つけないように全力を尽くす」のが現代のやさしさです。

古いやさしさは傷ついても傷は治るものだという前提に立っている(治療的やさしさ)のに対して、新しいやさしさは傷ついたら傷は修復できないという前提だから、傷つけないように全力を尽くすと(予防的やさしさ)いいます。

ごめんなさいは許されない
でも、予防なんてできますか・・・人は間違える生き物です。
人が何で傷つくのかなんて予想するのは難しいです。関りが深くなれば、距離が近くなれば、ときには間違って言っちゃうこともありますよね。

このルールに沿おうとすれば、人との関係は、職場でも学校でもとても神経を使います。
自分がそんな基準のやさしさを持ち、気づかっているのに、誰かが自分に対して傷つくことを言ったとしたら『こんなに私は気を使っているのに、お前はなんだ!』というキレル人たちが多くなるのもうなずけます。

やさしいが求められる現代はけっしてやさしくはない・・・しんどさやこわさを内在している社会なのでは・・・と、この本から読み取れますが・・・この本2007年の発行ですからね・・・

その頃の若者たちも今や大人・・・『ごめんなさいを言うくらいなら言わなきゃいいのに』は今や常識?この予防的なやさしさは世間の対人関係の暗黙のルールになっている気がします。

子どもたちの世界にこのルールを採用したら、・・・こすれあってぶつかり合って育っていくという子どもの成長過程は成り立ちません。


なかよしの空気
先月の運動会・・・台風一過で晴れのはずがまさかの雨・・・地域の学校や保育園は早々に延期したと聞きましたが、なかよしは「そんなに子どもたちの気持ちを先延ばしできない!」という先生たちの気持ちで強行しました。
雨が降っている間は中広場に移動して踊りや競技、晴れ間をぬって園庭でリレーかけっこ・・・こんな形式での運動会、私も初めてやりました。
そのつど保護者の皆さんには移動のご協力をお願いしました。

子どもたちにしたら、普段とはまったく違う雰囲気の中、緊張して当然の場面でした・・・今年の子どもたち、音楽に合わせて踊ったりするのが大好き・・・ではありましたが、本当に嬉しそうに張りきって踊り走り、笑顔でした。

それは、わが子だけでなく子どもたちみんなのパフォーマンスを楽しみ、子どもたちの成長を喜び応援してくれた保護者の皆さんの空気のおかげです。
会場全体で声援を送ってくれた年長リレー・・・子どもたちを後押ししてくれました。
当日のあの姿はリレーをしたから育ったわけじゃありません。本音を出し合いぶつかりあい、間違ったとき『ごめんね』を言い合いながら過ごした日常の生活、関りの中で育ったのだと思います。
皆さんはどう感じましたか?

11/1は令和2年度の園児募集です。一人でも多くの子どもたちが、なかよしの空気の中でこの乳幼児期を過ごしてほしいと願っています。

2019 11   園長   菅野清孝



9月の園だよりにも書きましたが、卒園した子どもたちが時々やってきます。学校でパンパンになった身体や気持ちをなかよしの空気に触れほぐして帰る・・・そんな感じです。
いつでもおいで~とは言っても基本、幼稚園と保育園なので、遠慮もあります・・・・
そこでリーダーの先生たちと相談して卒園した子どもたちを対象にした場所づくりをしようということになりました。
名称は『なかよしフリースクール(仮称)』
拠点はなかよしのおうちです。
フッとなかよしを思い出してくれたら・・・訪ねてくる子どもたちがきっといます。誰かと話をしたい、話しを聞いてほしい子がいます。
小学生なら先輩として子どもたちと一緒に遊んでもらいましょう。
中学生なら保育ボランティアとして掃除や片づけのお手伝いでも頼みましょうか。

具体的には11月中に小学生1年~3年生宛にお手紙を出す、ブログ、ホームページに載せるなどフリースクールの存在を周知してもらう為の活動からスタートします。

今あるなかよしの空気を未来につなげる種をまきます。

10月園だより 2019/10/2

私ごとですが・・・嫁いだ二人の娘が5月と7月に相次いで出産しました。二人とも徒歩圏内に住んでいるにも関わらず里帰り出産を宣言して、ウチに来ていました。
無事出産できてヤレヤレでしたが、その後も幼稚園に行っている3才の孫と4か月と2か月ほとんど双子の乳児がほぼ毎日います。
そして、この乳児が同時にグズリ泣きを始めたり、オムツだ、入浴だとなったときの騒ぎは大人の人数が揃っていてもなかなかすごいものがあります。
「なんだか小規模保育園みたいだなぁ」
「ほとんど双子だね」と妻と苦笑いしています。

懲役3年6か月
先日のニュースで、生後11か月の三つ子を育てていた母親(31)が泣き止まないことに腹を立てて次男を床に叩きつけて死なせるという事件で傷害致死に問われた裁判のことが伝えられていました。
弁護側は「この母親が一人で三つ子を育てる過酷な環境で、重度のうつ病を発病していた」と主張し、執行猶予付きの判決を求めましたが、受け入れられず懲役3年6か月の実刑判決が言い渡されたそうです。

この母親は悪い人なのか?
乳児って3時間ごとにミルクを飲みます。ミルクを飲ませるとゲップを出させます。なかなか上手にゲップが出ない子もいます。この作業にやく40~50分はかかるかな・・・一日8回、この時期の子育ては眠さとの闘いです。
うちの娘たちはあまりに眠いとゲップは私やバァバにパスしてベットに倒れます。


それをこの母は一人で3人分です。いつ眠れるのか?・・・実際、睡眠時間は一日1時間から2時間だったそうです。それも何か月もの間・・・頑張ってたんですよね。
この他にオムツ替え、着替えなどやることはいっぱいです。
他の家族がいれば食事の支度もあるだろうし・・・自分自身の食事はちゃんととれていたのか? わが子の命を絶ってしまったことは罪ですが、泣き叫ぶ子を落としたくなる感情は、理解できます。

母親も三つ子を育児することに対して不安を訴えていて、訪問した看護師に赤ちゃんの口を塞いだ時があると発言していたそうです。その時点で、事件を起こしてしまう前に、なんとかならなかったのか・・・そんな状況を放置した行政に批判が集まっていますが、行政よりもっと身近な人たちがどうにかして母親と子どもを救えなかったのか・・・残念です。

母ならいつでも愛情ホルモンが出る?
ウチの長女が出産後2か月ほど経過した頃、「なんか最近ようやく可愛いと思えるようになった」とポツンと言ったことがありました。
「えっそうだったの?」里帰りして食事の支度もバァバ任せ、母乳も順調で、何の不安もないだろうと思っていたので・・・驚いたことがあります。
オキシトシンは愛情ホルモン・・・このホルモンの脳内での出方は個人差、バラつきがあるようです。そして、このホルモン、母の思うようにならない対象に対して攻撃的になることも知られています。

多子育児
なかよしは少子化と叫ばれている世間とは違って3人以上のお子さんを持つ保護者がたくさんいます。みなさん、子育て上手で子どもとの関わりを楽しんでいる様に見えましたが・・・以前、3人目を出産したあるお母さんが、「生まれる前にイメージしていた子育てとはぜんぜん違ってました。上の子が赤ちゃん返りして手がかかります。生まれた子にオッパイやっていると自分もオッパイ飲もうとして泣き叫んだり・・・なんの地獄かと思いました。」と言っていたのを思い出します。
でも、その苦しい時、子育て仲間に励まされ、助けられたとも言っていました。

育児がつらいとき、
こどもが可愛いと思えないときすべきこと

・優先順位を考える~100%を目指さない~
片づけや料理などの家事を今まである程度ちゃんとやれていた母だから、子どもが生まれても頑張ってしまう傾向があります。部屋が多少散らかっていても料理がスーパーの惣菜でも子どもになんら影響はありません。ちゃんと片づけて・・とか、ちゃんと栄養を考えて・・はひとまず棚に置いて「まぁいいか」の精神でいきましょう。

・自分の気持ちを話す
それでもイライラがとまらない、こどもを可愛く思えない・・・
オキシトシンが出ていない、またはオキシトシンが思い通りにならない子どもを攻撃の対象にしてしまっている警報だと思って、そんな気持ちを理解し励ましてくれそうな人に話しましょう。
「みんなそうよ。大丈夫よ~」と笑い飛ばすような人は避けましょう。

・パスをまわす
近くに実家があり、親きょうだいがいたら、一時こどもを預けましょう。
そんな人がいない場合は、なかよしの一時保育を使いましょう。
保育料はかかりますが、母の睡眠不足解消、気分転換、など・・・子どもを守ることにつながる必要経費です。
ラグビー同様、パスは前進するためのパスです。罪悪感はいりません。

・スクラムを組む
0才~4才くらいの中に三つ子でなくても双子、きょうだいがいる家庭の育児の絶対的にたいへんだと思います。でも、この時期を乗り越えれば、子どもたちはどんどん育っていきます。

4月に入園した0才~2才の子どもたちの成長、変化はびっくりですよ!
みんな内側に育つ力を持っています。
だから、母も一人で走らず、時には誰かにパスしてもOK!
ここなかよしでは保護者と保育者がスクラム組んで共同養育でいきましょう!


2019 10          園長 菅野 清孝

9月園だより 2019/9/2

夕涼み会
天気予報では夕方雨マークも出ていましたがなんとか無事にやれました。
役員の方々を中心に保護者の皆さんのご協力、ありがとうございました。
涼しい風も吹いて、にぎやかな楽しい行事となりました。ゲスト用に準備していたおにぎりも予定数以上になくなって、急きょ職員の分をまわす事態になるほどOBはじめ、たくさんの方が来てくれて嬉しかったです。

お久しぶりです~
なかよしの夕涼み会のことをどこで聞いたのか、今年は卒園した子どもたちがずいぶん顔を見せにきてくれました。
卒園以来の子もいて「よく来たね」「大きくなったなぁ~」を連発しました。

そんな中、卒園以来初めて顔を見せた中二になった女の子、私ごんべぇと千葉先生の前に来て『いじめってどう思う?』と唐突に聞いてきます。
「そりゃいやだよ、腹立つよな」と答えると・・・
「めっちゃ、むかつくんだけど」と・・・笑いながら目は真剣?
なんかあったかな・・・??
夏休みあけ、2学期が始まるころ不登校や自殺がふえると言う話を思い出しドキッとしました。

しかし、夕涼み会の真っただ中で、「話きくからまた来いよ、なんか美味いもん食べさせるから~」そんな言葉しか返してやれず・・・でした。

そう言えばもう一人・・・これも卒園して初めて顔を見せた6年生の子も、以前から時々電話をかけてきます。
寂しいとか困っているとか具体的な話はしません。ただ、担任だった千葉ちゃんと、そこが不在のときはごんべぇを相手に何分か雑談して電話は終わります。

でも、夕涼み会に顔を見せにきてくれて、携帯のラインで呼んだというクラスメイトと笑顔で話している様子を見ていてちよっとホッとしました。

いろいろあるんだよな子どもたちも・・・
話したそうな子どもたち・・・聞いてやりたかったごんべぇでした。

つらいと思うとき
人は、こうでありたい自分(希望)と今の自分(現実)の間に開きがある時、つらいと感じます。
例えば・・・朝学校へいく時間に起きれない・・・ちゃんと自分で起きて学校へ行きたいと思っている・・・でも出来ないから・・・つらいんです。
友だちとなかよくしたい自分がいて・・・でも上手くいかない、いじめられたりすることもある・・・希望と現実のギャップがつらいです。

人の心を建物に例えると、この建物(こころ)は次の3つの柱で支えられているそうです。(いのちはなぜ大切なのか 小沢 竹俊著)

①  将来の夢 (時間の柱)
②  大切な人との関係 (関係の柱)
③  自分の自由(自律の柱)
このうち、どの柱が不安定になっても建物(こころ)はバランスを崩します。

子どもに限らず大人だって・・・近い将来高齢者になり、②家族と死に別れ、③自分の身体も自由にならず自分で決められない様な年齢、状況になったら①将来に希望は持てません・・・その時きっとつらいです。
まして子どもたち・・・学校や家庭でそんなふうに思ってしまう状況になったら何とかしてやりたいです。「大丈夫 だいじょうぶ 君が悪いわけじゃないよ 何とかなる」と言ってやりたいです。

なかよしにそんな子どもたちの居場所はつくれないか・・・真剣にリーダー格の職員たちと話し合っています。具体的になったら皆さんにご報告します。

二学期がスタートします!
夏という季節は地上の植物を育てる季節です。園の畑の作物も通信隊の草花もグッと色を濃くして茂っています。
夏期保育で久しぶり顔を合わせた子どもたちもそれに負けないくらい大きくなった様に感じます。
二学期は運動会、なかよし祭りなど行事が多くなる学期です。その中で子どもたちの育ちが見えてきます。どんな実をつけるか楽しみにして下さい。

2019 9   園長 菅野清孝

8月園だより 2019/7/24

八月によせて
 
“りゅうりぇんれんの物語”って知ってますか?
私は2~3年前に茨木のり子さんの詩集の中で初めて知りました。

 劉連仁(りゅうりぇんれん) 中国のひと
 くやみごとがあって
 知りあいの家におもむくところを
 日本軍にさらわれた
 山東省の草泊(ツアオポ)という村で
 昭和十九年 九月 ある朝のこと
・・・
「華人労務者移入方針」のため 
日本軍の狩場であることなどはつゆ知らずに
手あたりしだい ばったでもつかまえるように
道々とらえ 数珠つなぎ
・・・
りゅうりぇんれんは胸が痛い
結婚したての若い妻 初々しい前髪の妻は
七か月の身重だ
母とまだ幼い五人の兄弟は
麦をまき残した一反二畝の畑の始末は
・・・
あの朝…
さつまいもをひょいとつまんで
道々食いながら歩いて行ったが
もしもゆっくり家で朝めしを食ってから
出かけたならば 悪魔をやりすごすことができたろうか
いや 妻が縫ってくれた黒の綿入れ
それにはまだ襟がついていなかった
俺はいやだと言ったんだ
あいつは寒いから着ていけと言う
あの他愛ない諍(いさか)いがもうすこしながびいていたら
つかまらないですんだろうか めいふぁーず(しかたがない、の意) 
運の悪い男だ俺も・・・・
船底の石炭の山によりかかり
八百人の男たち家畜のように玄界灘を超えた
・・・・・・

こうして日本の門司についたりゅうりぇんれんはさらに汽車に乗せられ北海道、雨竜郡の炭鉱で強制労働につかされる

 <カレラニ親切心 或イハ愛撫ノ必要ナシ
      入浴ノ設備必要ナシ 宿舎ハ坐シテ頭上ニ
  二、三寸(1寸は約3センチ)アレバ良シトス>

家畜以下の扱い、生きながらして殴り殺される仲間、暴動は何度も失敗。そんな中にあって、ある時彼は一人で逃げた。便所の汲み取り口から汚物にまみれてはい出した。
1945年7月のことでした。

その翌月の8月に日本が負けて戦争が終わったことも知らずに、彼はひたすら逃げて隠れて、隠れて逃げて・・・
北海道の山々の過酷な自然の中を熊や狼(?)と出会いながら、ズタ袋をまとい、草や木、時には生のジャガイモにありつけながら、
絶望にさいなまれ縄で木に身をつるすも、6尺(約180センチ)の体を支えきれないひ弱な縄が切れ 

「ばかやろう!」そのつもりなら生きてやる
生きて 生きて 生きのびてみせらあな!

日本が島国であることが信じられない彼は、日本は大陸の地続きで、西北へ西北へと歩けば、いつかは必ず故郷に帰れる、そう思い込み鉄道の線路をたどり稚内で荒涼とした海の広がりに愕然とし、網走の近くを歩き雄阿寒、雌阿寒の山々を超えてまたしても海。釧路に近い海だった。

日本が島なのはほんとうに本当らしい

こうして1000キロ以上の道のりを北海道の北から東へ、東からまた西へ。なんと、13年間もの年月を費やし、最終地点となった石狩群当別町は必死の思いで脱出した昭和炭鉱からわずか約90キロの地点でした。

発見されてはじめは何も信じず認めなかった彼が少しづつのみこんでゆくころ、彼にスパイ嫌疑がかかり、日本政府は不法入国者、不法残留者にしようとしていた。心ある日本人と中国人の手によって速やかに調査が行われ、昭和33年3月、りゅうりぇんれんは雨にけむる東京に着く。
そこですばらしい知らせ、妻と息子が生きている、しかも妻は二夫にまみえず彼だけを抱きしめて生きていてくれた。

時がたち 
 月日が流れ
 一人の男はふるさとの村へ
 ついに帰ることができた
 十三回の春と
 十三回の夏と
 十四回の秋と
 十四回の冬に耐えて
 青春を穴にもぐって すっかり使いはたしたのちに
 ・・・
 あの隙間
 いましっかりと 自分の言葉で埋めてみたいと。

劉連仁さんが北海道の山の中で発見されたのは1958年2月。思えば私は小学3年生。私の家族や周りでそうしたニュースに疎かったのか、それとも日本にとって都合の悪い話だったので大きく扱わなかったのか、私の記憶にないのも恥ずかしいですが、日本がかつて戦争をしていたことも歴史の隅においやられる昨今では、こうした事実を知っておくことも日本人として必要なことと思い、この詩を借りてお伝えしました。

平和でなければ人の人生も守られません。
昨今の世界の情勢は かつて日本と中国が友好条約を結び、韓国と国交が正常化され、ヨーロッパではベルリンの壁が崩壊し、世界が平和に向けて進んでいた時代から見ると、危ういものが感じられてなりません。

子どもたちの未来には 世界が平和でありますように・・・
8月は74年前に日本が戦争で負けた終戦記念日です。
平和を願い 平和を誓う日にしたいものです。


理事長 川島佐和子

7月園だより 2019/6/30

7月になりました~
表デッキにプールを設置しました。早く入りたいよ!子どもたちは大声でリクエストしていますが、なかなか梅雨空は変わりませんね。
さて、なかよしでは毎月、子どもたちの様子を話し合う会議(乳児カリキュラム、幼児カリュキュラム)をしています。なかなか現場で子どもたちと関われないごんべぇにとっては、先生たちの話はほんとに面白くて子どもたちの今を知る機会になっています。
今月はそんな話の一片をご紹介します。

乳児カリキュラム会議 ~2才たんぽぽ組の子どもたち~
三輪車に乗っているK、一緒に遊んでいたAとRがどっちが後ろを押すかモメ始め、とうとう取っ組み合いのケンカになりました。
そばにいた先生が間に入って「どっちに押してほしいかKちゃんに聞いたらどう?」と提案すると2人ともうなずきます。
「でも、Kちゃんが決めたら押せなかった人は我慢できる?」と聞くとうなずく2人です。
そして、Kちゃんに「どっちに押してほしいの?」と聞くと『Rちゃん』の答え・・・・自分を選ぶに違いないと思っていたAは大泣きします。
選ばれたRは嬉しそうに三輪車を押します。
「Aちゃんは次だね」と慰める先生・・・しばらく三輪車を押していたR、押していたハンドルの半分をあけてAを呼んで一緒に押しはじめました。

担任、感動しました・・・このクラスの子どもたち・・・昨年は自己主張がぶつかり合って、かみつき、ひっかきがすごかったんです。保護者、保育者それぞれ謝罪の日々でたいへんだったんですよ。
疑似兄弟の様に本音をぶつけ合っての生活の中で育ったからこその姿です。

幼児カリキュラム会議 ~3歳りす組の新入園の子どもたち~
一方、4月に新入園の年少組の子どもたち・・・初めての集団生活の子がたくさんいます。その中でもLちゃんは強者です。もう遊びたくて遊びたくてしかたがないんです。
登園するなり『あそぼう!』と声をかけていろんな場所に入っていきます。
遊んでいる子の使っているオモチャを見るとほしくなり『つかいたいの』と奪います。
思い通りにならないと意地悪されたと訴えます。外で三輪車が目に入るとすぐ走っていき、強引に後ろから乗り込んで『かしてくれない』と怒ります。
Lちゃんの行くところ行くところででケンカが勃発します!
「あぁぁ また!」先生たちが汗だくになって駆け寄ります・・・ (笑)
この話しは今年の3才児は2才児より幼い・・・という話ではありません。子どもたちがお互いを理解するためには、自分の気持ちをぶつけて、相手からはね返ってきた気持ちを受け取る体験をたくさんする必要があるということです。
その為にはもう少し時間がかかるね~先生たち、頑張ろう!と言うお話です。

ほうれんそうタイム ~5歳年長もり組かわ組の子どもたち~
最近、年長組では帰りの集まりの時、その日に思ったことをみんなの前で発表する「ほうれんそうタイム」という時間があります。
「今年の年長、いろんなこと考えてる思っているのがわかるのになかなか話として出てこないですよね~」と言う担任の想いから研修会で他園の実践からヒントにしてやってみることにしました。
「自分が思ったことなんでもいいから話してよ」からスタートすると・・・『フラフープがまわせた』『もり組が動物当番でかわ組あそべてよかった』嬉しかったこと報告、『クツがなくていやだった』『サッカーで○○がへんなとこにキックした』『ハシつかえないって言われた』『泣け~って言われていやだった』と苦情発言、『ディズニーシー楽しかった』『ハッピーバースディした』行事報告、『○○はサッカーがうまい』『お店屋さんの作るの上手だった』など友だちをほめる発言など、出てきています。

自分の気持ちを他人に話そうとするとき、自分はどう思ったか、相手にどう伝えようか考えます。ちよっと離れて自分自身を見つめる意識・・・メタ認知能力といいます。
この能力、一般に幼い子には難しいこととされていますが、なかよしの生活の中で育っている気がします。
あっそれと・・・担任からは、「子どもたちが自分で思ったことなら何を言ってもいいんだけど、お母さんが” ??と言っちゃいな”と、こどもを誘導するのはやめてほしいです。」とぼやいていました。

こどもの姿を共有する
そんなカリュキュラム会議に出ると子どもたちの様子がよくわかります。
そこで思うのは同じ子はいない、ひとりひとりのトリセツがあると言うこと、そして保育者も自分だけの経験だけじゃなく職員の経験も共有できるからこそ積み重ねが大きくなっていくのだということです。
飽きっぽい私ごんべぇが34年も続けられた理由はここなのかな・・・


2019 7     園長 菅野 清孝

6月園だより 2019/5/31

『ごんべぇちゃん~』登園すると事務室のガラス窓に顔や手をべッタリつけて声をかけてくれるのは年少りす組の子どもたちです。
4月のバスでは大泣きしていた子が今では笑顔です。でも、クラスでは友だちとケンカして怒り泣きして手を出すことも・・・本来の姿が園でも出てきて・・・本当にめんこいね~

平成31年も令和元年となり、なかよしのPTA新役員の皆さんも、総会を前にここのところ、去年の流れを見つつ今年はどんなふうに進めていくか話し合いが続いています。
そんな中私ごんべぇも呼ばれていろいろ質問をいただきます。

質問 ~ゴミを集めてお金にするほど、園は困ってるんですか?~
今から50年以上も前、神奈川生協が土地分譲したこの団地に幼稚園も必要と考えて設立された生協なかよし幼稚園(なかよしこども園の前身)でしたが、数年で生協の経営が悪化、他園に売却の話しが出ます。 しかし、子ども中心の保育が変わってしまうことを心配した当時の職員と保護者が反対して、その後自主運営の時代が10年続きます。

自主運営は厳しかった
保育料しか収入源がなかった時代、ほとんど補助金もなく、保育に必要なものもなかなかすぐには購入できなかったそうです。当時は保育室の棚や動物小屋など、有志のお父さんがボランティアで休みに作ってくれたと聞きます。

何とかもっと使える資金は作れないか・・・・出たのがバザーや廃品回収・・・特に廃品回収は園の運営に関わっていた保護者がこの団地に多く、全体の売上げをなかよしに提供してくれた時期がありました。
そんな地域の方々のバックアップを受けて、不足していた物を少しずつそろえていきました。

学校法人になる
その後、経営が安定した神奈川生協が土地と建物を寄付してくれて、昭和52年に学校法人生協なかよし幼稚園となります。
法人化の後は、少ないなりに補助金も出て、備品がそろわないということはなくなりましたが、バザー、廃品回収はそんな保護者や地域の方々の想いを象徴した活動として続いていきました。

そして、これらの活動で得られた収入はそれまでの様に、直接子どもたちにというよりは、子どもたちにこんな観劇をさせたい、こんな先生を呼んで講演会を開きたい、保護者の仲間づくりサークル活動など・・・PTA活動の資金となりました。

伝えないと伝わらない・・・
そんな廃品回収の話を職員にしたら『初めてききました』と言われてちよっとびっくり・・・
幼稚園の時は、川島先生はじめバスの運転手さん含めて6人くらいで仕事していましたが、今はパートさんも含めると40人・・・なかなか全員に伝えるのは難しいですね。

最近では、廃品回収は6月と12月の年2回分を頂いています。園だけの売上げではありません。地域全体の売上げに助成金をプラスした額をいただいているので年間数万円の額になりPTAの活動資金となっています。
地域の中からは『どうして特定の園に地域の収益を寄付するのか?』と言う方もいるそうです。過去の成り立ち経過を知らなければそう思うのは理解できます。
もしかしたら来年はなくなるかもしれません。

はじまりはお母さん
なかよしでやってる活動ってお母さんたちが始めたことがいっぱいなの知ってますか?

例えば、なかよし文庫・・・本を好きになってほしいという願いから、毎週、子どもたちが読んでほしい本を選んで持ち帰っています。これ最初はお母さん方が始めたんです。
役員のお母さんたちが毎週来て、各クラスに本を配ってくれていました。お母さん方の願いを受け継ぐ形で今は園の活動としてやっています。

ひよこサークルも・・・在園していたお母さんたちが下の子も一緒に遊ばせながら、お母さんも子育て仲間を広げようとして、当時園児減で空いていた保育室を使って始めました。
子育てはみんなで・・・子育て支援なんて言う言葉のなかった時代です。
しばらくして園がバトンを受け取って現在に至ります。

時代は変わって
平成19年幼保連携認定こども園「なかよしこどもセンター」となり保育園が併設、平成30年には新制度の認定こども園「なかよしこども園」となりました。

幼稚園、保育園のお母さん合わせて2/3の方がなんだかの形で仕事を持っています。
忙しい、たいへんだと言う声を聞きます。
泉区の中の園でも、たいへんだからと言う理由で、父母会やバザーがなくなったり、縮小になった所もある様です。PTAがないことが、行事の参加が少ないことが入園の理由になるとの話しも聞きます。

なかよしは、なぜ、54年も続いているんだろう?
これから載せる話しは、何年か前の園だよりにも載せましたが・・・以前NHKで放送された番組の中で・・・・女性が妊娠中は、女性の身体を作っていく為にホルモン(エストロゲン)がたくさん分泌されます。
エストロゲンは愛情ホルモン、安心感、充実感いっぱいだったのに・・出産後、ぱったり出なくなるそうです。 結果、不安や孤独を感じてしまう産後ブルー・・・育児不安をつくり虐待やうつ病に繋がる問題として取り上げられていました。

その一方で、番組では、ホルモンが出なくなって不安を感じるから促される行動があると言います。
それは“集団を求める”ということ・・・産後ブルーは『不安だからみんなで育てよう』のシグナルなのではないかと言っています。
700万年前から人類が生き残り、広がっていくための戦略は集団で生きることです。
一人で子育てなんて我々の人類の中に刷り込まれているDNAに矛盾している~
ごんべぇはこの説に賛同します。

例えば、なかよしのバザー・・・どんなものを出店するか?何をつくる?どんな形?値段は?品質は?いろんな価値観を持った大人が集まって、ああでもないこうでもないと話し合うこと、相手の話を聞き、自分の考えを伝え・・・そしてひとつの方向を決めていく・・・その過程(プロセス)に意味があると思います。

例えば、役員会・・・皆さん状況がいろいろです。8の力を出せる人、今は2の力しか出せない人・・・でも足して10になります。それでいいんですよね。やれることをやろう、力を合わせれば大きな力になる! 多分、役員を体験した方はその感覚がわかります。

大人がつながること・・・大人が仲間をつくること・・その姿を子どもたちに見せることが結果として子どもたちを育てることにつながっていく・・・そんな歴史がなかよしのPTAにあるんです。
PTAの活動がたいへんだと思っている方は、そんなスタンスで入って下さい。
卒園までに一度は役員を体験して下さい。
人に伝える事のたいへんさと同時に、人とわかり合う、つながり合う感覚、心地よさを感じられると・・・ごんべぇはそう思っています。

2019年 6月         園長 菅野 清孝

5月園だより 2019/4/26

入園式には満開だった園庭の桜も青葉に変わりました。通信隊の原っぱでふくちゃんが伸びてきた草を美味そうに食べています。

新入園の子どもたちは・・・・乳児の部屋をのぞくと、ごんべぇの顔を見て、固まる子どもたち・・・ベソをかいて担任に抱きつく子・・・親しい人とそうでない人がわかります。
年少の部屋は・・・バスでお母さんと別れる時大泣きしていた子が、笑顔で園庭を走り、砂場で黙々と砂を積み上げています。帰りの時間になってもなかなか部屋に入らず時々事務室にヘルプが入りごんべえが出動します。
それぞれの子どもたちが園での生活に慣れてきた姿です。

心の場所
先日、午後の時間・・・3月に卒園した一年生Kちゃんが園にやってきました。Kちゃんのお家は園からけっこう離れています。
『ひとりで歩いて来たの?』『お母さんに言ってきた?』と聞くと真っ赤な顔でうなずきながら目から涙が・・・頑張ってきたんだね。
いろんな先生に『よくきたね』『すごい~ひとりで?』と声をかけてもらい嬉しそうでした。家庭訪問から戻った昨年度の担任のみゆき先生を見つけて飛びついて、顔を胸に押しつけて涙・・・みゆき先生も涙ぐんでいました。
事務室にも顔を出して理事長にウメボシをもらって・・・しばらくの時間、園庭や中広場でひとしきり遊んで帰って行きました。

学校から帰ってきておやつにするより、なかよしに行きたいとお母さんに言って遊びにきたKKちゃん、在園の妹をお迎えにきたついでに、年長に混じって得意げにドッチボールするMくん、てらこやに参加してきたSくん、Mくん、Lくん、SUくん、SAちゃん、勉強していた時間より中広場の積木や園庭の三輪車で遊んでいた時間が多かったな(笑)
新学期が始まって1ヶ月近くなります。期待と緊張でパンパンになって頑張っていた子どもたちもそろそろ疲れてくる時期です。

毎年、この時期、ガス抜きの様に小学生の子どもたちが遊びに来ます。
いや、時期に限らずかな?・・・


保育ボランティア
中学生の男の子が子どもたちと遊んでいる様子を見た方も多いと思います。
昨年の夏に在園していた子のお兄ちゃん(卒園児)がボランティアをさせてほしいと申し出がありました。
最初は『それ本人が希望してるの?お母さんがさせたいんじゃないの?』と少々疑いつつ、本人に聞くとやりたいと言うので受け入れました。

保育室の掃除、トイレの清掃、窓ふき等いろんな雑用をやってもらいました。
そのうち近所のなかよしの同級生(この子も卒園児)も一緒に参加してきて、いろいろ手伝ってくれる様になりました。
子どもたちとも遊んでもらいました。
汗だくになって一緒に走り回り、おんぶに抱っこ、園児たちから求められると一生懸命答えています。
そのうち『きょう、あのお兄ちゃんたちくる?』園児たちも心待ちしている様子がみられました。
夏休みが終わってからも、時間があると来て園児たちと遊んでくれています。

この中学生の男の子ばかりでなく、時々女子中学生もフラッと遊びにきて乳児棟で保育士補助をしてくれることがあります。オムツをたたんだり、オモチャを片づけたり・・・それがなかなか戦力です・・・将来は保育士になりたいと言う子もいて「何年かしたら一緒に働いてたりしてね~」等など・・・とりとめのない話しをしていくそうです。
この子たちにとってなかよしはどんな場所になっているんでしょう?

居場所の必要性
そんな事を考えていたら以前、聴いた高橋まさる先生の講義を思い出しました。

『地域共同体は人間形成の場~ 以前の日本では子どもが大人になるためにたくさんの親(疑似親)が必要だった。子ども組、若者宿、娘宿など地域共同体が総ぐるみで「一人前の大人」が育つ手助けをしてきた。
~まなびはマネビ~ 大人の手伝い、年中行事の参加などの中で大人を模倣して役割を習得し「一人前の村人」が育っていった。役割を果たし、周囲から承認されることで若者の誇り、自立への自信と意欲が大きくなった。

共同体意識が消え、都市型のコミュニティ形成も未成熟な現代の地域社会。「大人になることの魅力」は消え、「大人になること」「コミュニティを形成する市民になること」の生きた手本が見えずらくなった社会。
そんな下支えする社会的仕組みが弱体化したにも関わらず、社会から若者に求められる能力はますます高度化している。(小学校~中学~高校~大学の中で学力+職業訓練+社会力+コミュニケーション力+プレゼン力)
その結果、大人はたいへん。「大人になること」「社会に参加すること」に消極的な子ども・若者が増えている。
そんな子どもたちを自立した市民にそだてるには、存在をまるごと承認する場所~居場所が必要であり、その中でも、子ども⇔子どもの仲間(ヨコ)関係と子ども⇔近所の大人(ナナメ)の関係が大切だ』と高橋教授は言っています。


なかよしコミュニティ
在園している子どもたちにとって中学生のお兄さん、お姉さんはちよっと大人、ナナメの関係です。卒園した中学生にとっては園の先生たちがナナメ関係です。
そう考えると、無意識的ではあるけれどなかよしには人間形成に大切なコミュニティ(地域社会)があり、その中で子どもたちが育っている、帰ってくる場所(居場所)になっている気がします。

創立54年と言う時間の中で、そこに関わった保護者、保育者、地域の方々・・・たくさんの人々が作った何かをかき混ぜて醸造した結果できた・・・上質のワイン?いや味噌か (笑)

なかよしこども園として
保護者の方から、なかよしってはっきりしない 決め事が曖昧 と言われることもあります。部分を切り抜くと、突っ込みどころ満載ですかね・・・
子どもにとってどうなのか?子どものために今すべきことは何か?いつも原点にしていますが、結果、それっていち幼稚園保育園としてする範疇を超えてる?片寄った対応になっているんじゃないか・・・若い職員たちが混乱することもあるようです。

幼稚園機能、保育園機能、子育て支援機能・・・こども園として求められていること
どこで線を引くべくか、または引かない方がいいのか、再度、職員と話し合いながら子どもたちとの生活を作っていきます。


2019年 5月
                 

園長 菅野 清孝

3月園だより 2019/2/28

先日、恒例の苗場対なかよしのドッチボールの試合がありました。
とても寒い日でしたが、お互いの応援団も駆けつけて、歓声の中熱戦がくりひろげられました。懸命に走り、逃げ回る子どもたち・・・ボールを追っかけ、キャッチして投げる、そんな子どもたちの様子を見ていて・・・はじめた当初はどうなるかと思ったけど、やってるうちにみんな上手になったなぁと感心します。
きっと、なかよしでのドッチボールをきっかけに競技スポーツの世界へ踏み出す子どもたちもいる・・・なんて想像しました。

少年・少女スポーツ
ひと昔前は、小学生がやるスポーツと言えば、男の子のほとんどは野球、女の子はあまり聞かなかったですね。今は、サッカー、バスケット、テニスにダンス、男女差もなくなりました。野球の人口は2009年を10とすると2018年には5.5、と半減してるそうです。

そんな状況に危機感を感じた横浜ベィスターズの現役4番打者、筒香選手が少年・少女スポーツのあり方、あってほしい姿を書いた本「未来のアスリートたちへ 空に向かってかっ飛ばせ!」が注目を集めてます。

筒香選手が、まだプロ野球に入ったばかりの頃、たくさんの大リーガーを輩出する国ドミニカに野球修行に行った時、ドミニカのコーチに選手が自分の思ってることを平気で話し、コーチも絶対にああしろこうしろとは言わないのを見て驚いたと言ってます。

日本だと高校野球を頂点に、少年野球でも強豪と言われるチームの中では、監督、コーチの言うことは絶対、指示に逆らってはいけないが暗黙のルールです。

実は私ごんべぇ中高時代、野球部でした。特に高校では例外なく『めざせ甲子園!』と叫びながら練習してました。(実態は毎年2回戦どまりでも・・・)
でも苦しかったです・・・毎日、退部届をカバンに入れて学校へ行っていました。
自分でどう上手くなるかを考えることより、監督や先輩の指示にどう答えたらいいのかを考えていた気がします。

千本ノックというしごき、練習中笑ったという理由で、下級生全員連帯責任でのケツバット(上級生がバットで下級生の尻を叩く)、理不尽なことが日常でした。




そんな辛い練習が今の自分を作った~監督や先輩たちが自分を上手くしようと思ってくれてしごいてくれたから~そんな経験しているから社会の中でも頑張れる・・
なんて話をテレビで有名な選手が熱弁しているのを聞きますが・・・違うな!あれはDVだと思います。

日本のスポーツの指導者と選手はタテ関係的、絶対的な存在です。
監督の言うこと、コーチの指示に逆らってはいけない・・・・
日大のアメフトのタックル事件、体操のコーチ暴力事件・・・日本独特の土壌・・・根っこは同じです。



脱・勝利至上主義
筒香選手は書の中で、”スポーツである以上、勝つことを目指すことは悪くないが
成長過程のこどもたちに勝つことはそれほど重要なことだろうか?むしろ弊害になる場合さえある”と言います。
勝つことが絶対的な目標とされる「勝利至上主義」はいま様々なスポーツの現場で問題視されています。
勝利至上主義の弊害① 子どもたちのためでなく指導者の実績、関係者、親の満足のためになっている。 ~罵声をあびながらの練習 試合でミスが許されない~
勝利至上主義の弊害② 選手が大人の顔色ばかりうかがって、自分で考える習慣がつかないまま育ってしまう。 ~長すぎる練習時間 コマとしての動きの指導~
勝利至上主義の弊害③ 勝利の為に選手である子どもたちに無理をさせて、結果ケガをする。
~勝つためには上手な子を出して、そうでない子は出さない~

こんな状況を憂慮して、チームの方針を大幅に変えたチームのことも書いてありました。
「気づくまで待つ「練習時間を短くする」「子どもたち自身に考えさせる」
試合形式もチーム同士で話し合って、一度負けたら終わりのトーナメントから、リーグ戦方式に変えました。すると勝つことに必死だった監督から「今日の負けを生かして明日は頑張ろう」と言う言葉が出て、技術的に上手じゃない子の出場機会も増えたそうです。

初めは保護者からそれじゃあ勝てない、意味がないなどと批判もありましたが、徐々に浸透して近年では全国大会に出るまでにな、何より子どもたちがイキイキと楽しそうにプレーできているとありました。





主役は誰か?
コーチという言葉は、もとは馬車を示すCoachが語源だそうです。それがなぜ指導者を表す言葉になったかというと「指導者は主役である選手を運ぶ乗り物」という意味で広がったんだって・・・そう!主役は選手、子どもたちですよね。監督でもコーチでもありません。

少年野球の国際大会に出場した日本のチームのコーチが、対戦相手のチームの選手に善意で技術的なアドバイスをしたら、相手のチームのコーチから「彼自身が自分で気がつくのを待っていたのだから余計なことはするな」とクレームが入ったそうです。
日本ならすぐ教えることがコーチの仕事だと思っていたので、姿勢の違いに驚いたとありました。


大人の姿勢
「週末、子どもたちが楽しみにしているかな。来週もここにきて野球をしたいと思っているかな。」と考えている監督、コーチがいるチームを探しましょう。

バント練習よりフルスイングを教えてくれる、
試合でミスをしたら、怒鳴るのではなく、どうしてミスをしたかわかるか?と問う監督やコーチがいるチームが、たとえなかなか勝てなくても、子どもにとっていいチームです。
子どもたちがスポーツを通じて成長していくためには指導者にそんな姿勢が必要です。

これって、保育も子育てもおんなじ・・・つながっていますね。

今年も保護者の皆さんのご協力と応援のおかげで、保育が出来ました。
幼いと思っていた子どもたちも生活展やドッチの中で成長を感じさせてくれました。
職員を代表してお礼申し上げます。ありがとうございます、感謝です。

これからも子どもたちが主役の「なかよしこども園」でいたいと思います。



2019 3月 
園長 菅野 清孝

2月園だより 2019/1/31

おしり探偵のうた
(犬のおまわりさんの節で)
なんでも知りたい子どもたち あなたの質問なんですか?
ママにきいてもわからない パパにきいても知らんぷり
ぷっぷぷぷ~ ぷっぷぷぷ~
なんでも答える 探偵です。

ごんべぇのおしりくん
困ったときには コンコンココン ノックしてね
 
 
 
おしり探偵とは
子どもたちからのリクエストがあるとおしり探偵に変身してギター片手にテーマソングを歌いながら保育室に現れ、子どもたちの疑問に答えるのがごんべぇの『おしり探偵』です。

~人の身体について興味や関心を持つことは、子どもたちが成長していく中では自然なことです。~
 
昨年の夏、性教協(“人間と性”教育研究協議会)の全国セミナーに職員と参加し、幼児期からの性教育の必要性を感じて帰ってきました。
でも、現場ではどう進めていくかなかなか具体的な形が見えないことと、子どもたちとの生活の中で差し迫った必要性もなかったので、なかなか形にならずでした。
 
そんな中、年末の職員のミーティングの中で、年長の子どもたちがオトコとオンナの身体の違いについて興味や関心を持っていて、遊びの中の様子も注視していく必要があると言う報告があり、どう対応していくか職員と話しました。
 
○ 子どもは、怒られたとか、悪いことをしたとか罪悪感だけが残ると大切な所が伝わらないのでは。
○ オープンな雰囲気を作って子どもたちの関心や知りたいことに答えていくことが大事なんじゃないか。
○ みんなの中で話すことで身体を理解し、自分も他者も大切にすることにつながっていくんじゃないか・・・・・ そんなことを確認しました。
~どう具体的にしていくか?~ 
『具体的に・・・ ん~なかなか難しいなあ』 『じゃ~園長先生おねがいします!』
(え~オレですか?試行錯誤しなきゃなとは言ったけどさ、 まぁ上手くいかなくても園長で失敗したら現場は逆に肩の力ぬけるかも~)
で、いろいろ考えた結果ひねり出した『おしり探偵』です。
 
1月9日 昼食前の時間 ごんべぇのおしり探偵初登場!
ゴン『こんにちは~おしり探偵のごんべぇです!』
えーっ おしりだって きもーい うんちごんべぇ~(騒ぎ出す子どもたち)
 
ゴン『おしりについて知りたい子がいると聞いてやってきました~』
ごんべぇうんちだ~ゴン『そう、うんちも大事、ウンチが出ないと病気だよ』
 
ゴン『おしりと言えば、口とおしりの穴ってつながってるの知ってる?』
男子「知ってる!イがあって~ショウチョウがあって~ダイチョウがあって~コウモン!」
ゴン『へぇ~よく知ってるな なんで?』 男子「図鑑みてるからー」
ゴン「それじゃ 赤ちゃんってお母さんのおなかの中で水に浮いてるんだよ。
その水がだんだん汚れてくるとね、その水を飲んでオシッコにして出してきれいにするんだって~知ってた?」
子どもたち「えーっ オシッコ~きたな~い」
ゴン「だから~オシッコはきたなくないのさ。おしりだって大事なところだよ」
 
ゴン「ここなんて言う名前?(と指さし)」子どもたち “あたま~”『ここは何て言う』””みみ~『ここは?』”おなか~”(どんどん下へ・・・)
『ここは?』”おしり~”『ここは?』”チンチン”(どっと笑い)
『ここは?』”オマタ!”(いやだ~はずかしい~エッチ~)
 
ゴン『今、ごんべぇが指さした所でいらない所ありますか?いらないならもらうけど~
みんなキモイとかきたないとか言うけどさ、からだのの中でいらない所なんてないよね。
おしりもチンチンもオマタもたいせつです。
なんで大切かみんなちゃんと知らないからだよ。
みんなの知りたいこと、聞きたいことに答えたり調べたりするのがおしり探偵ごんべぇです。これから時々話しにくるよ~』(おしり探偵の歌を歌って退出) 
子どもたち「またきてね~」
 
この後、数人の女の子たちが事務室に来て「おしりたんていいつ来るの?」と言っていた。(久しぶりに子どもたちの前に出たらけっこう楽しんだよね~)
 
 
1/17 おしり探偵二度目の登場
おしり探偵の歌を歌う(みんなけっこう一緒に歌っている)
ゴン『この前トイレに行ったらさ、ごんべぇオシッコ立ってする?座ってする?って聞かれたから~立ってするよって言ったらキモーイとか言われました。』
 
ゴン『じゃあみんなに質問です。立ってする人手をあげて~(男の子たち手をあげる)
座ってする人手あげて~』(女のこたち顔を見合わせながら手をあげる)
 
ゴン「女の子たちどうして座ってするの?立ってしたことないの? 」
女子たち「いやだぁ~ないよそんなこと~」
 
小宮先生『私小さい頃お兄ちゃんのマネして立ってしたことある』
藤村先生『私もあるよ~でも足ベチャベチャ~』
ゴン『みんなほんとに立ってしたことないの?』と聞くと
ちよっと恥ずかしそうに数人の女の子が手をあげた。
 
ゴン『どうだった?』
女子「ううん 広がった」「したにとんだ」「私はできたよ~ワシキ(和式)だった」
ゴン『男の子のチンチンはホースみたいに長いからまっすぐ飛ぶんだよね。』
男子「チンチンにはホネが入ってる!」 ゴン『いやいや骨はないよ』
女子「弟が自分のチンチン引っ張って伸びたよ~」
男子「オマタにも小さいチンチンあるよ」 ゴン『何で知ってるの?』
男子「お姉ちゃんの みたから」
男子「えーっ 小さいチンチンあるの初めて知った 」
男子「女の子はとばないから座ってするのか・・・」
女子「何で男にチンチンついてるんだろ? 」
女子「オトコとオンナのカラダってどうして違うんだろう?」
 
聞いてもいいんだという空気が出てきて、みんないろんな発言してくれます。
普段は何の関心もない様な顔して実はとても興味があったんだね~だんだんと核心に迫った質問も出てきました。(ちよっと焦るおしり探偵)
 
『えーっと みんなからいろんな質問が出てきました。帰りの時間になったのでそんなみんなの質問を調べてこんどお話します。いい?』
子どもたち”いいよー”
で、また今度~帰って行くおしり探偵でした。
 
この後、1/23にも参上しましたが、なにせインフルでのお休みがいっぱいでほとんどひとクラスの子どもたち、おまけに質問したこどもたちがお休みしていて話しが前に進まず・・・でした。
子どもは性に関して知りたがっている
たった3回のおしり探偵でしたが、その中で子どもたちは性に関してみんなとても興味や関心を持っていることがわかりました。
 
性に関する出来事はこれから先必ずあります。そんな時、その子が生きてきた人生の中で出会った大人がどんな対応をしてきたのかが問われます。
 
叱られてばかりいた子は罪悪感から自分を否定的に感じるかもしれません。
性に関して蓋をされていた子はどうしていいか混乱するかもしれません。
ちゃんと話を聞いてもらえて、正しい知識を与えられた子はどうしたらいいか自分で考えます。困った時には誰かに相談したり、声を上げて訴えたりできると思います。
 
私ごんべぇの園生活長いです。小さかった子どもたちが卒園して、最近、保護者や職員になって再会する様になりました。
そんな時話すと、みんな園での出来事をよく憶えてたりするんだよね~(忘れてほしいことも)
その頃のごんべぇ、子どもたちが質問してきたことをちゃんと答えていたかな・・・正直自信ありません。
 
あの頃はダメだったかもしれないけど、大人として子どもたちの疑問に答えることが大切なんだと、子どもたちに気づかされたので『ごんべぇのおしり探偵』をしばらく続けてみようと思います。その姿を職員、保護者と共有したいと思っています。
 
 
これから先、子どもたちがお家で突然『おしり』の話しを始めたり、カラダに関しての質問をしてきたら、できるだけクールに受け答えして下さい。
 
もし答えに困ったら『おしり探偵に聞いてみて~』と返して下さい。
保護者の皆さんのご協力が必要です。

ずいぶん長い園だよりになってしまいました。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
 
2019年2月
園長 菅野清孝

1月園だより 2019/1/9

今年もよろしくお願いします。
平成ラストの年、平成31年がスタートしました。
短いような長いようなお正月の休み・・・みなさんどんな風に過ごされましたか?

私ごんべえは喪中だったので、しめ飾りも、年賀状もなく、亡くなった父のものを整理したり部屋を片付けたり、後は・・・たまったテニススクールのチケットを消化するためにスクールへ通いました。

テニスと言えば日本の競技人口が一番多いスポーツの第一位は、サッカーや野球かと思いきやテニスだそうです。65才以上の高齢者がするにはとても適しているとのことで楽しんでいるお年寄りが多いと言っていました。

ご存じの方もいると思いますが、私ごんべぇも大のテニス好きでして、時間があるとテニスコートに立ちたい人です。
若い人が想像するとおじさん、おばさんたちのテニス・・・たぶん和気あいあいで楽し気なイメージを持つかもしれませんが、とんでもない!スポーツは勝ち負けです。
どんなレベルの人も年齢も関係なくみんな勝ちたい!負けると悔しい!今のはインだアウトだ、カウントが違うとかよくもめています。
私も例外ではなく初心者相手に大人げないと言われても最後のポイントは決めに行きます。

コーチからのアドバイス
先日もスクールで試合をしていてやたらにミスが続いてゲームを落としてしまいました。その後、ちよっとふてくされ気味だった私を見てそこにいたコーチがアドバイスをくれました。
『プレィに入るとき気持ちのギアをニュートラルにしてスタートしてますか?前のゲームで決めたベストショットをイメージして打つとミスが多くなります。
そのベストショットはゲームの中で相手の方とボールをやりとりして打てたショットです。だからいきなり生まれたものではありません。
ゲームに入るときも、プレィを始めるときもベストショットから2~3割落としてスタートすることをお勧めします。きっと肩の力が抜けてミスが減ると思いますよ。』

そうなんですよ・・・メンタル出ますねスポーツは・・・以前は友だちと一緒に市民大会を目指して頑張っていた時期もあり気持ちは体育会系なのに、今はなかなか練習できなくて・・・だから当然思うように身体も使えずミスが多くなる悪循環です。
ストレス解消のはずのテニスがなかなか練習できない、思う様に動けないストレスを感じて・・・イライラモヤモヤのショットが多くなっていることは何となく気づいていましたが・・・今にピッタリのアドバイスでした。

先に投資したお金や時間を無駄にしたくない~サンクコスト効果
行動経済学の中で、すでに支払い済みで戻ってくることのないお金のことを『サンクコスト』と言い、そしてそれが人の判断や行動に与える影響を『サンクコスト効果』と言います。
この効果は通常、人の行動や判断を不合理な方向へ誘導するものです。

例えば・・・
サイズが変わって着れなくなった洋服を無理に着る
居酒屋の飲み放題で元を取ろうと頑張って飲む
スクールのレッスンチケットの有効期限がきれて損した気持ちになる
『もったいない』『元をとる』『せっかくここまで』その考えが正しい判断、行動の邪魔をする・・・とこの書では言っています。

『もったいない』『せっかく』と言う考えを捨てよう
先に支払ってしまったお金や費やした時間は返ってこないと考えれば大切なのはこれからになります。
『いくらはらったから』『何時間も練習したから』と言う考えに固執していると『これから』を見失ってしまいます。
道に迷ったときせっかくここまで来たのだからと言ってカンだけで突き進むよりも少し時間がかかっても元の場所に引き返した方が、結局は早く目的地にたどり着けることが多いのと同じです。

「そうかあ・・・サンクコスト効果、受けてるわ~オレ」
自分の姿勢を正された様な年の初めでした。


『Let it be』を合言葉にして~
テニスも、仕事も、子育ても・・・私ごんべぇに限らず誰にとってもすぐに答えは出ませんね。
ものごとが上手くいかないとき、イライラ感情的な言動が多い時「私、サンクコスト効果を受けてるかも 意識している方向が違うかも」と考えてみて下さい。

唐突ですが、『Let it be』知ってますか?ヒートルズの名曲です。あまりにも有名で耳にしたことのある方は多いと思います。
でも、恥ずかしながら私日本語訳は知らずに生きて来て、年末に家族でカラオケに行ったときはじめてスクリーンの中で和訳を目にしました。

『Let it be』は・・・ありのままに、あるがままと訳されていました。
”苦しいとき 母が現れて あなたはあなたのままでいいんだよと言ってくれた。今の現状を受け入れなさい。いつか答えは見つかるから・・・”そんな大意でした。
ちよっと息苦しく感じたら、こだわりを捨てて・・・今年は『Let it be』でいきましょう!


2019年1月
園長 菅野 清孝

12月園だより 2018/12/3

なんかへんだよ~の話
園長の集まりの中で、ある保育園の園長がため息をついていました。
人手不足の中やっと派遣先から来た保育士が半年もたたないのに退職したいと言ってきたそうです。
理由を聞くと『走り回る子どもたちを見ていられないから辞めます。』と言います。
はじめ何を言っているのかわからなかったけれど、よく聞くとその保育士は乳児担当が多く、それまで勤務した園は利便は良いけれど、園庭もない園ばかり・・・安全第一、危ないことはさせないが保育の柱だったそうです。

『前の園では子どもたちこんなに走り回ることはありませんでした。』『ちゃんと言えば1歳の子でも聞き分けたし・・・ここの子は言っても走るのをやめません』
それを聞いてなんと言ったらいいか言葉が出なかったそうです。

子どもは生来、エネルギーと好奇心のかたまりです。いろんなモノに手や足で触りながら、試行錯誤を繰り返してまわりを理解していきます。
大人の様に”疲れるから”とか”無駄に動かない”とか思わないので、そりゃあ~動くし、走るでしょう。
動かないとどこか具合が悪いのかな?熱でもあるのかなと気になるくらい・・・それがふつうの子ども観で、この保育士のこども像がちょっと違っているのかな・・・その時はそんなふうに思っていました。
でも・・・
なかよしでは引っ越しや出産をきっかけに退職した職員が、時々遊びに来ます。
保育士として別な園で働く様になった人、母となって保育園に預けている人もいて近況を伝えてくれます。その中で聞くと・・・・
すぐ一か所に集められる、きっちりしていて余白がない、エネルギーのあるわが子は悪い子あつかい・・・

保育士として仕事をしている人は・・・もっと遊ばせたいけど時間で園庭使用の順番があるから遊ばせられない、子どもたちともっと楽しいことをやろうとすると他の保育士からは変な人あつかいされ、主任から注意された・・・・等々ぼやきがほとんどです。

人手がない、住宅地の中で広い環境がない、など園によっていろいろな問題を抱えているので一概には言えないけれど・・・大人の都合で指示に従うことが求められ・・・保育士もそのことに慣れ、子どもはしつければ言うことを聞く・・・そんな子ども観に変わり・・・
そんな関わり方をされていると、時に抱っこを嫌がる子が現れます。
抱っこは可愛いな~先生大好き~の愛着関係を示す行為だけれど、そんな園では保育士が子どもの行動を制止する時つかうのが抱っこだから子どもたちは抱っこされそうになるとにげまわります。
そのことにその保育者気づいているかな?・・・・



なんかへんだよ~の話②
昨年、保育指針が改定になり、今年平成30年4月から施行されました。
学校で言えば学習指導要領にあたるものなのでこの指針に従う形で保育をしていかなければならないのですが・・・どうもしっくりきません。
保育の勉強会などで『幼児期の終わりまでに育ってほしい姿』がよく話題にあがります。

幼児期の終わりまでに育ってほしい姿
ア 健康な心と体 イ 自立心 ウ 協同性 エ 道徳性・規範意識の芽生え オ 社会生活との関わり カ 思考力の芽生え キ 自然との関わり・生命尊重 カ 思考力の芽生え ク 数量や図形、標識や文字などへの関心・感覚 コ 豊かな感性と表現

自分の中で特に腑に落ちない項目を載せてみました・・・こんな子いますかね? 5歳ですよ~
イ 自立心
身近な環境に主体的に関わり様々な活動を楽しむ中で、しなければならないことを自覚し、自分の力で行うために考えたり、工夫したりしながら、諦めずにやり遂げることで達成感を味わい、自信をもって行動するようになる。

エ 道徳性・規範意識の芽生え
友達と様々な体験を重ねる中で、してよいことや悪いことが分かり、自分の行動を振り返ったり、友達の気持ちに共感したりし、相手の立場に立って行動するようになる。また、きまりを守る必要性が分かり、自分の気持ちを調整し、友達と折り合いを付けながら、きまりをつくったり、守ったりするようになる。

幼児期の終わりまでに・・・じゃなくて青年期?もしくは老年期でも自立心、道徳性が達成していない大人が私を含めてゴロゴロしています。

あっいや、高名な先生たちが話し合って作られている指針なので、批判はできません。
時間をかけて職員たちと話し合いながら『幼児期の終わりまでに育ってほしい姿』をなかよしの生活、子どもたちの姿に合うように解読して理解していきたいと思います。

今年一年ご協力ありがとうございました~
12月に入って子どもたちには楽しい行事も続きますが、インフルなどの感染症の流行も心配されます。保護者の皆さんもお身体ご自愛ください。


2018 12
園長 菅野 清孝

なかよしまつり特集号 2018/11/14

~春~
長い冬がすぎると 暖かな春の風が吹いてきた
園庭の桜の木には花が咲き まるで園庭一面にピンクの絨毯が敷かれているみたい
暖かな風と共に 新たな命も顔を出す  タンポポ・つくし・シロツメクサ…
そんな色とりどりの緑に囲まれて歩いた通信隊
ぽかぽか陽気の中歩く散歩がとっても気持ちの良い季節だった

もり・かわのみんなでよもぎだんご作り!
若くて柔らかいよもぎの葉っぱを摘んで 心待ちにしていた年長初めてのクッキング
ほんのりよもぎの香りがするおいしいおだんごができたから
年中さんに“旬”のおすそ分けをしたね
「どう?」って聞くと「おいしい」って言ってもらえた
「もりかわレストラン」は大成功!

さあ サツマイモの苗植えだ!
畑の準備をしてくれた小澤さんに教えてもらいながら 優しく苗を植えた
「大きく大きくおおきくなぁれ」と願いをこめて…

年中さんはゴーヤ 年少さんはオクラやヒマワリ
毎日「大きくなったかな」ってワクワクしながら見に行ったね
天王の森で 慣れない田んぼに悪戦苦闘しながら
全身泥まみれになって楽しんだお米の苗植え
ここでも「大きく大きく大きくなぁれ」と命が吹き込まれた

さあ キャンプが目前だ!  カレーに使う野菜はどうしよう?
あ 年中のときに苗を植えたジャガイモ!
カレーの中では名わき役!
自分たちで育てたジャガイモはいつもよりおいしく感じたよ
新たな命が動き出す季節  たくさんの出会いに心が躍ったね

~夏~
どこまでも続く高く広い青空  遠くに流れるわたあめみたいな白い雲
じりじり肌に照り付けるまぶしい太陽
心躍る季節にセミも加わって ひときわ賑やかな季節がやってきた

ゴーヤもオクラもグングン伸びて 美味しそうな実がなってきた
やっぱり自分たちで作ったものはおいしさ抜群♪
いつもはちょっと苦手でも 自分たちで作った野菜だからおいしく食べられた!
夏もたくさん“旬”を感じて過ごしたよ

今年の夏は暑かった  暑い日には 水遊び♪ 
プールに入ってクールダウンした後に おいしいスイカもたくさん食べたね
水の掛け合いっこ 友だちも先生もみんなびしょ濡れ 楽しかったね

~秋~
あんなに大合唱していたセミもだんだん声が遠のいてく かわりに聞こえる鈴虫の声
秋の訪れを教えに来てくれたかな? キンモクセイの香りも風に乗ってやってきた

通信隊の虫たちもたくさん食べて大きくなった
いるいる イナゴにバッタ、トカゲにカマキリ…
捕まえた虫は虫かごに入れよう! ミニ通信隊の完成だ!

今年は捕まえるだけじゃないよ さくら組で作ったイナゴの佃煮
みんなで一緒に食べればおいしいね
公園にたくさん落ちているドングリも食べてみた… うーん エグイ
でも シイの実はおいしいよ

だんだんと風が冷たくなってきた ピューピュー木枯らしが吹いている
緑色一色だった園庭の桜の木も 今は黄色・赤…のきれいな紅葉
園庭に落ちている葉っぱでおままごと♪
横目でふくちゃんが葉っぱを狙ってる 食べ過ぎないでね

さぁ、イモ掘りの季節がやってきた!  おイモは大きくなったかな?
春に植えたサツマイモの苗 グングン大きくなって 土一面イモのツルでいっぱい

ツルをつかんで、みんなで引っ張ろう  「うんとこしょ どっこいしょ!」

出てきた出てきた サツマイモ!  まだまだ土の中にもかくれんぼ

手を使ってたくさん掘った 頭が見えた!  力を合わせて 引っ張ろう!
あら?!折れちゃった  もっと奥まで掘らなくちゃ!
次は優しく 優しく…  土をかきわけ 根をかきわけ

おイモの体が見えるまで掘り進めた みんなの手も体も泥だらけ
顔にも泥がたくさんついた    ようやく  採れた~!!!!

ちびイモ でかイモ ほそっちょイモに でぶイモ
今年は大豊作! みんな頑張ったから、ひとつずつお土産を持って帰ったね!
自分たちで作った サツマイモ♪  早く食べたい サツマイモ♪



お祭りをしよう!なかよしまつり

子ども達がのびやかに育つ大地と自然

森の木々にも、野原の草や花にも、土の中の虫たち

そしてふくちゃん・にわとり・ウコッケイ・うさぎたち

おイモや野菜の採れた畑やたくさんの野菜たちに・・・
その恵みをもたらしてくれた 父なる太陽 母なる大地に
喜びと感謝をこめて
そして子ども達の健やかな成長を願う 祈りをこめて・・・

11月園だより2018/11/2

なかよしバザーは、大盛況!
今年も役員、バサー委員を中心にバザーに向けての準備を続けてきました。
皆さん多忙です。フルタイム、短時間を含めると在園の3分の2の方が何らかの形で仕事をしています。
兄弟がいれば、学校関連、子どもが所属している野球やバスケの当番、習い事の送迎、人によっては介護・・・カレンダーに書き込みがいっぱいだそうです。
単純に集まって話し合って決めると言っても調節はたいへんでしょうね。
園長として毎年「もっと手を抜きましょう。」「負担になることはカットしましょう」と呼びかけますが、始まるとああした方がいい、こうした方がいい・・・と話し合いが盛り上がりなかなか省略の方向に進みません。
それでもあまり負担にならない様に、子どもたちが楽しめる様に、アイディアを出し合って・・・・何年も積み重なったPTAバザーノートを参照しながら当日を迎えました。
今年のテーマはあそべるバザー!
こどもコーナーでは「なかよしのはら」としてダンボール迷路やさかなつり、スライムと子どもたちが楽しめるものがいっぱいです。
リサイクル、手作り品コーナーも例年通り?展示のセンスはさすがです。毎年楽しみにしている地域の方が列をつくりました。
園庭の出店・・・お餅、フランクフルトもどう美味しく出来上がるか、事前に試作して研究した成果がでました。おやじの会の焼きそば、美味しかったです。給食室カレーはパートの先生たちが集結して販売してくれました。
一年生になった子どもたちもOBとして大学芋や中身当てゲームの出店として参加してくれました。成人になった卒園児、そのお母さんが十何年ぶりに顔を見せてくれました。
バザーのお楽しみだった人形劇が今年はできず残念でした。その代わりにOBの母たちによるマジックショー、在園の母(プラスワンオグ)によるお豆戦隊ビビンビンが大うけでしたね。


バザーと自己肯定感
入園を考えている保護者の方が見学に来られるとなかよしの説明します。
その中で自己肯定感の話をよくします。

自己肯定感とは「自分は大切な存在だ」と感じる心の感覚です。
この感覚は自分自身では作れません。親、幼稚園、保育園の先生、友だち・・・など自分に関わるまわりの人たちからのあつかわれ方で心の中に作られる感覚です。

“よくわかんないけど、大丈夫な気がする。僕(私)はOKです~” ・・・いわいる根拠のない自信です。この感覚がちゃんと育っていくと、自分だけじゃなくてまわりの友だちに対してもOKになります。(自分だけがOKは自己肯定感でなく自分勝手です)
自分は愛されているという確信は心の中に自信を育て、人に対しての信頼感を生みます。
幼児期に育てたい所、高めたいところはここです。ここが生きていく上での土台です。

でも、確かなマニュアルがあるわけじゃありません。空気なんですよ。
本音でこすれ合う友だち集団があって、子どもたちが可愛い愛おしいと思う大人たちが集まって、その中で育っていく子どもたちを見ていると、そこがちゃんと育っていると感じます。
もちろん、保育者だけ、園だけで育つわけじゃない、なんたって親の存在が一番です。
長くなかよしに関わっていくと”子どもは一人じゃ育てられない、育たない、みんなで育てよう”そんな言葉が自然に入ってきます。
なかよしは、子どもも大人も育つ場所1です。そして、そんな保護者に支えらて成り立っている園です。(あっ、文字にするとスラスラですが、もちろん実際の話しはカミカミでボロボロです)

そんな説明をした来年度入園を考えている方がバザーに来ていて「すごいですね、こんな大きなバザーとは思わなかったです。皆さん方がとてもイキイキしていて素敵でした」なんて言われて、思わず「でしょう!」と言ってしまいました。 

運動会が子どもたちの成長を感じる日だとすると、なかよしバザーはみんなで子育てしている仲間がいて、子どもたちをみんなで育てていることを感じる日になっている気がします。保護者の皆さん、ありがとうございました。
2018 10 31
園長 菅野 清孝

10月園だより2018/09/13

ヤングアダルト
皆さんはご存知と思いますが、図書館に行くと中・高生(ヤングアダルト)を対象のコーナーがあります。スポーツや写真集、哲学、心理学、歴史などいろんな分野の本が並んでいます。
難解な理論も、中学生、高校生に伝えたいという主旨が文章をわかりやすく読みやすいものに変換されて、私の様なシニアにも理解しやすい本が多く重宝してます。

その中で、性教育の必要性について、書かれた本がなかなか面白かったです。
題名は『感染症医が教える性の話し』岩田健太郎というお医者さんが書いた本です。

・・・みんなが学校で学ぶことはたいてい「正しいとわかっていること、正しいと決まっていること」だ。だから、おそわったことをそのまま受け入れ、記憶し、飲み込めばいい。でも、勉強科目の全てが「正しいとわかっていること、正しいと決まっていること」とは限らない。「それが正しいんですね」と素直に受け入れる勉強もあるけれど「それは本当に正しいんだろうか」と疑ったり、悩んだりする勉強もあるんだ。日本にはこういう「疑う」「問う」「悩む」タイプの勉強が少なすぎるとぼくは思っている。
性教育もそういう「疑う」「問う」「悩む」部分を残しておきたい。・・・

そんな前ふりからスタートして、中身はとても具体的で多角的で読みやすいです。興味のある方は図書館で借りて読んでみて下さい。

さて、9月の園だよりでお伝えした『人間と性』の講演会、明日29日(土)です。あまり天気もよくない様ですが、事前情報だとたくさんの方が参加してくれそうです。普段はなかなか話題にできない話題ですが、中村まり子さんの話しをきっかけにして夫婦や家族で考える機会になったら嬉しいですね。



暦は10月に入ります、雨が続いていますね。
台風も発生して・・・先の災害での復興もまだの所も多い中・・・心配です。

先生たちの今の心配は、まじかに迫っている運動会・・・空を見上げてため息をついています。特に年長組の担任は外に出たいよね~リレーやりたいね~ちよっとの晴れ間を見ては子どもたちと園庭に集まって走っています。
あれあれ、みゆき先生、叫びすぎて声ガラガラ(笑)

マイナス一才からの見直し
園では子どもたちの社会や文化があり、その中で日々頑張っています。
でも、お母さんと一緒だとおウチモードの甘えモード・・・だからなかなか大きく成長した姿がみられない・・・親はいつも実際の子どもたちの年齢からマイナス1歳(人によっては2歳)くらいの姿をイメージしています。

普段の姿を見ているつもりの私ごんべぇでも、園庭を走る年長の子どもたちの姿を改めて見て「あの子変わったな~」「大きくなったなぁ」と感動するのがこの時期です。だから、運動会のこの時期は、子どもたちを見直すチャンスです。

10月6日、運動会、天気になります様に~

2018 9.28
園長 菅野 清孝


9月園だより2018/09/13

暑い、あつい夏でした~
今年の夏は36~38℃と体温なみの暑さで・・・そのせいか給食室、保育室、事務室と連続してエアコンが故障して・・・マイりました。
プールの水もお湯と化していました。熱中症が心配でなかなか園庭にも出られず、エアコンのきいた部屋で過ごすことが多かった夏の園生活でした。

そんな猛暑の中、保護者の皆さんには動物当番のご協力をいただきました。
また保育協力日に合わせて休みを取っていただき、職員それぞれ研修会に、あるいは夏休みに出かけてリフレッシュできました。


~すべての人に性の学びを~
今年は性教協(社団法人”人間と性”教育研究協議会)主催の第37回全国夏期セミナーに4名の職員と一緒に参加しました。
性教育の大切は感じていましたが、正面から性に関して学ぶという研修会そのものがほとんどなく、今回、立教大名誉教授の浅井春夫先生の学習会を縁としてお誘いを受けての参加申し込みとなりました。

突然ですが、皆さんの家庭で「性教育」はありますか?性に関して大人として意識して伝えたことはありますか?
必要なことだとは思うけど、まだ小さいから?・・・・もう少し大きくなってからでも?

日本の学校の性教育は思春期の小中高生が中心に、妊娠、性行為など具体的なことには触れない範囲で、”寝ている子は起こさない”的な発想で行われているのが実情の様です。自分自身の学校生活を振り返っても性に関して受けた授業の記憶はほとんどありません。

でも、乳幼児の子どもたちは自分の身体や友だちの身体にとても興味をもっています。 ~トイレから聞こえてきた男の子たちの会話~
「女の子は立ってできないんだよ」
「飛ばないんだよ」「なんでだ?」「だってチンコないし、くっついてるじゃん」
性に関して「寝ている子はもうすでに起きています」


以前、なかよしでも男の子と女の子がパンツを下げてお医者さんごっこ的なあそびをしていたのをお母さんが発見して、訴えてきたことがありました。

それに対して「子どもたちが大きくなっていく中で性の関心はあるのが普通だし、オープンにして話していく方がいいと思う。悪いこととして叱ったり責めたりすると陰に隠れてまたするかも・・・」そんなふうに話をしました。

そのお母さん、結局退園してしまいました。
お母さんが受けたショックをこちらがキャッチできなかった・・・いろんな受け方がある・・・性に関してはスタンダードはない・・・心理学を学ぼうと思ったきっかけになった出来事ですが、苦い経験です。


そんな経験から性に関しての研修を3日続けては正直ちよっと気が重い・・・でしたが、参加して思うことは・・・
自分自身の考え方、感じ方の傾向、偏り・・・それはどこから来ているのか、誰から得た情報なのか・・・そして自分自身に不足しているものは何かを改めて考えるきっかけになりました。

3日間の研修内容としては~
高校生を対象にした「思春期に伝えたい性と生」、中学生を対象にした「共に生きる~性の多様性をみつめよう」「恋愛とデートDV」小学生対象の「トイレ指導から始める性教育」などのたくさんの模擬授業、分科会がありました。
こんな授業を先生が学校でやってくれたら、きっとその後の生徒の生き方が大きく変わるのではないかと思いました。
もっと具体的に皆さんにお伝えしたいのですが、自分の中でまだ消化しきれずモヤモヤしていて残念です。

さんば来る!
そんなことを思っていたら、先日突然研修会の後の懇親会で知り合った「中村まり子さん」と言う方から電話がありました。

中村さんは長崎で『レインボーさんばハウス』の代表として学校や地域で性の悩み相談、講演活動を幅広く活動されている助産師さんです。

なかよしの話しをしたらとても興味を持たれ、同行したなかよしの先生たちをほめちぎってくれました。なんとも豪快で細やかなおばちゃんで、同じ年と言うこともあって意気投合しました。

その方が所用があって9月の末から10月上旬まで上京することになったので、ぜひ、なかよしに行って先生たちと話したいと言ってくれました。
はじめは職員向けに講演をしてもらおうと思っていましたが、なかなかない機会なので保護者の皆さん、地域の方など、もっと枠を広げてお話を聞いてもらいたくて年間の予定にはありませんが、9月29日(土)に二階コミュニティルームで講演会をすることにしました。
皆さん、土曜日です。ご夫婦での参加も歓迎します。ぜひ聞きに来てください。

なかよし卒園児が甲子園に出場しました!
熱い夏をありがとう!!


2018 9  園長 菅野 清孝