園だより(2020年度)

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9月園だより 2020/9/1

皆さんどんな夏を過ごしましたか?
今年はコロナによる移動自粛要請の中、旅行も帰省も断念して家で過ごす・・・そんな話をよく聞きました。

なかよしでも例年、夏は職員が交代で全国規模の研修会に出かけています。しかし、今年はどこの研修会からも残念ながら中止のお知らせが届きました。
その中で合研(全国保育者合同研修会)の開催予定になっていた福島の実行委員会から長文基調提案が送られてきました。《一部抜粋して掲載》


福島で共有したかったこと-いま踏み出すために
コロナ禍は、私たちに9年前からこれまで続く、福島の困難を思い出させました。
2011年3月11日、東日本大震災により東京電力福島第1原子力発電所の事故は起こりました。
① 守るだけでは育たない
5月、窓にへばりつくようにして、外で泳ぐこいのぼりをうらやましそうに見ていた子どもたち。この年は、網戸が子どもたちの頭でおされ何度も壊れました。
外で遊べない日々の中で、散歩にでかけ、道端の石ころを拾い、草花を摘み、虫たちに出会っては立ち止まっていた日々がとても大事で尊いことだと気づかされました。

ようやく覚えた1歳児のコトバに「ホーシャノウ?」がありました。保護者から1歳児ならではのかみつきの悩みが出てきたのは、震災から半年も過ぎたころです。排泄の自立にしても、子育ての悩みはいつものようにあったはずなのに、大人たちは原発事故により放出された放射能のことで一杯でした。それは、放射能が命にかかわる事態だったからです。
毎日の日課となった施設内の放射能測定、給食食材の放射能測定は、明らかに仕事を増やしていました。それは、今、コロナ禍で消毒に追われている日常と同じです。

秋。よちよち歩きでころんだら心配だという保護者の思いは大きく、歩けるようになった子どもたちも乳母車に乗って外に出ました。ころびながら子どもたちは育つというのに、それが許されない環境になってしまいました。よちよち歩き、探索遊び、虫探し、どれもその時期ならではの大切な活動だったのに、です。

原発事故から1年半、放射能災害の報道は目に見えて少なくなりましたが、福島の保護者や保育者の苦悩は続いていました。
健康と安全の確保は最優先ですが、「かけがえのない今」を生き、外界と豊かにかかわることを通じて学び成長する子どもたちの権利を奪ってはならない。子どもを守るだけでなく、子どもらしい子ども時代を取り戻しながら育てていかなくてはならない。
日々成長していく子どもたちを目の前に、放射線を防ぐ鉛の箱に入れておくだけでは子どもたちは育たないことを実感しました。

② 福島から伝えたいこと
「守りつつ、しっかり育てたい」-震災以来、福島の保育者たち・大人たちががんばり続けてきた根っこには、こうした強い思いがあります。世界にも類のない事故後の9年間の体験から私たちが伝えたいことは次のことです。

第一は学ぶこと、学び続けることが粘り強い実践の出発点になるということです。
見えず、さわれず、匂いすらない放射能物質。「プールニハイッタラ、シムヨ」、「(散歩コースのお山を、閉め切った窓から見上げて)オヤマガナイテルヨ」。子どもも大人と同じように大きな不安に直面していました。

政府は情報の発信元としての信頼を失い、氾濫する情報の中に生活実態にかみ合った情報を見つけるのは難しいことでした。だから、私たちは自ら学びました。県内の各地で、かつ様々なレベルで自発的な学習会が行われ、どこも人があふれました。
保育の場でも、たえず学びつづけることが求められました。砂埃や花粉は吸いこんでも大丈夫か、転んだ傷口から放射能は入らないか、あそこの花・ダンゴムシ・取ってきたザリガニはさわれるか、散歩コースで危険はないか……こうした問題への答えは自分たちで探すしかなかったのです。

ある保育者が「自分の人生の中でこんなに真剣に学習したことはなかった」と話していましたが、学ぶとは、事実を直視し、困難の大きさから目を背けないことでもありました。「子どもを守りつつ育てる」という思いが、学び続けることを促しました。
そして共に学ぶなかで、難題に粘り強く立ち向かうことが当たり前のことになっていきました。

二つ目は、分断とたたかうことの難しさと、乗り越えた時に生まれる「つながり」の力強さです。
経験したことのないリスクは、恐怖とともに怒りの感情を増幅させると言われます。
不思議に思われるかもしれませんが、福島では放射能問題を話題にするのがきわめてむずかしくなりました。
親しい者同士でもリスクの受け止め方が異なり、それが表面化することを避けようとしたからです。けれども家族の間ではそうはいかないので、避難の可否や子育て方針をめぐる意見の相違が発端となって、深刻な亀裂や別離に至る場合さえありました。

避難の是非、賠償の範囲、さまざまな風評被害、福島への偏見や差別…、いたるところに分断が生まれ、人々の間に孤立感やストレスが高じていきました。政府はそうした分断を解消する努力を怠り、むしろ利用しているようにも見えました。「原発は完全にコントロールされている。東京は福島から300キロ以上離れている」と五輪招致をアピールした安倍発言を、私たちはこれからも絶対に忘れないし、許すこともありません。

しかし保育の現場では、避けたい話題であっても皆で向き合わなければ「子どもを守りつつ育てる」保育を前進させることは不可能でした、いつから外遊びをするか、プールに入れるのか、今年の運動会を外でやるか等の行事の見直しや子どもの育ちのために“譲れない保育内容”とは何かを考えさせられました。

職員間にも保護者間にも温度差があるのは明らかでした。しかし希望者のみ実施というわけにはいかないので、園としての合意づくりが必要でした。
これまでの園と保護者の間の「つながりの質」が問われました。園の決定を理解・協力してもらうという一方的なやりかたでは合意は作れません。
保護者同士が、不安や異論を率直に語り合うことができるかどうかがポイントになりました。正解は一つという前提にたった話し合いではなく、互いを認めあったうえでの合意が追求されました。

さまざまな不安や課題へのきめ細かな対策を講じながら、不安や孤立感の解消と信頼形成が優先される話し合いが続けられました。「この園だったから、保育者を続けられたのだと思う」と語っていた若い保育者には、つなぎ手としての成長がうかがえました。
放射性物質の半減期から考えても、30年、100年単位の問題です。ひたすらつながり続けることが求められています。




福島からのメッセージは・・・自分の中で原発のことがどこか遠い出来事になりつつあったこと、平和ボケしていたことを痛感しました。そして、コロナ禍の今、改めて子どもたちが育つ時間を空白にしてはいけないと思いました。



2学期が始まります。
通年、運動会、なかよし祭りなどクラスや学年での活動が子どもたちの生活の柱になっていく学期です。しかし、日々報道される感染者の数、クラスターなどのニュースを見るにつけ・・・正直言えば不安はあります。

そうは言っても、園は日々動き、子どもたちの育ちは止められません。福島からのメッセージは『私たち保育者は子どもたちの「かけがえのない今」をどう保障できるかを考え、話し合い、行動することが仕事です。一緒にがんばろう!』のエールです。

できないのではなく、どうすればできるか・・・感染予防をしながら職員皆でどう形にしていくか考え話し合っています。

保護者の皆さんとは直接お会いして話す機会がなかなか持てない現状ではありますが、園だより、クラスだより、ブログなどを通じて発信していきたいと思っています。
ご意見ありましたらぜひご一報下さい。
ご理解、ご協力をよろしくお願いします。




2020 9  園長 菅野清孝

8月園だより 2020/7/31

このコロナ禍で年長さんのお泊まり会〈ザ・キャンプ〉
やりました!

想像を絶する時代になりました。まさか、戦争以外でこんな不安につきまとわれる世の中になるとは・・・。
この間、昨年度の卒園式から今年度入園式、そして新緑に囲まれて始まるはずだった新入園児達、学童も、学生も、社会人も、みんな、みんな、み~んな頑張ってきました。
なかよしでも6月から全員登園がボチボチ始まりました。園も感染予防のための情報を集めてやれることはしていこうとさまざまな策を講じてきました。

そして年長組の〈ザ・キャンプ〉です。
はたして、やれるのか?   絶句!です。
まずドラム缶風呂。今までは3人ずつ入りました。即、無理です!
係活動(料理係、お風呂係、レストラン係)。ウーン、やれなくはないかもしれないけど・・・?
夜、森のおばあさんに花火をもらいにいくのだって5~8人が密になるよね・・
みんなで泊まるのも、密になるし時間が長いよね・・・

“三密を避ける”とか“新しい生活様式”とか“濃厚接触”とか、いろんな新しい言葉が出てきました。その言葉を聞くたびに子ども達の育ちは、保育の営みは、いったいどうなるのだろう・・? 子どもは三密の中だから育つのに・・。濃厚接触だから人への信頼が育つのに・・。こうした新しい生活様式は子どもへの受難を強いることでもありました。 そして、このコロナはこれまでなかよしで大事にしてきた子ども観、保育観を真っ向から否定してきました。
ジョーダンじゃない! コロナにかからなくても心が病むということだってある。育ちが阻まれてしまうことだってある。
だったら、そういう中にいても保育の中に少しでもできること探そうよ。

そんな気持ちで職員みんなで取り組んできました。
まず、ドラム缶風呂は一人一個ずつの漬け物オケに変わりました。
係活動は6月からの保育の様子からみてなんとかやれそうだし、
森のおばあさん(今年は3歳児クラスのときから散歩で盛り上がっていたというヤマンバ)に会いに行くのも戸外だから大丈夫、
泊まるのは9~10人が4部屋に分かれて寝れば蜜は避けられるかな。
残念だけど、翌日の朝ご飯はそれぞれおうちで食べてもらうことにして、解散時間を早めよう。

感染リスクを考えて二転三転・・・その都度いろいろ考えていたのが、結局、直前で大雨予報から室内活動で密になることを避けて、漬け物オケに入る風呂と係活動はなくして、給食室で先生達が作ったカレーライスの夕食時間からスタートしました。折からの神奈川警戒アラートが出てしまったことで寝る部屋はさらに2階も使った6部屋に広げ、5人~6人づつに分かれて寝ることになりました。もちろん扇風機を使い換気にも気を配り、寝ているうちにくっつかないように見守りながら・・・。まさに、園児38名に対して、乳児組、給食室の応援もうけて職員18名の出勤体制で臨みました。

その甲斐あってか、翌朝目を覚ました子ども達は森のおばあさん(ヤマンバ)にもらった花火を得意げに持ち歩き、泊まれたという安堵と自信のようなものを感じさせてくれました。
職員達も年長組全員が参加でき、無事に泊まれたことに“やってよかった・・・”の気持ちも格別でした。


 “コロナに負けない”
人間は不安ばかりでは生きていけないですね。だからいつの間にか楽しみを見つけ出していく生き物なのですね。コロナもはじめは訳がわからず不安だらけでした。その不安は、何十年もかけて積み上げてきた保育の神髄を根っこから禁止されたようも思えました。人との距離をおいてソーシャルディスタンスを保って! しかし、それでは保育はできない。だとしたら密になっても感染を避けられるためになにができるのか。
子ども達は手洗いも消毒もうがいも子ども達なりに新しいルールを頑張りました。一方で、そうしたことに緊張はありながらも、頭をくっつけ合って、体をこすり合わせて友達とのふれあいにキャッキャッとはしゃぎます。先生にしがみついて泣いて受け止めてもらい心を拓いていきます。コロナの中にあっても普段と変わらない子どもの姿がそこにはありました。そう、コロナ対策とは矛盾するけれど、この保育はなくしてはいけない、子ども達の笑顔をなくしてはいけない。

そんな時に、“ザ・キャンプ やりたいです!”
先生達からの熱意に、心配ではありましたが、密かに『よし!よくぞ言ってくれた』の思いでした。

今日は今年度のPTA役員さん達と今年度は何ができるか相談しました。社会の感染拡大状況から計画していたことが明日はどうなるかわからないコロナ禍ではあるのに、できないことは無理をせず、されどやれることを探そう!その気持ちは職員達にも保護者の方達にもつながっているのだと嬉しく思いました。

人間の歴史の中で現段階ではコロナは怖いです。リスクの高い年齢に入る私は特にそう思います。でも、“コロナに負けない”は感染したかしないかを乗り越えて、それでも人と人とが結び合おうとする心を忘れないことだと思います。私は今、こうしたなかよしの環境にいられることはとても幸せなことだと感じています。

世の中は8月の夏休みに向けて“go to トラベル”が飛び交っています。
どうぞ、今年ならではの良い夏休みをお過ごしください。

理事長 川島佐和子
※7月31日現在、新型コロナウィルスの陽性者は出ていません。

7月園だより 2020/7/1

ようやくみんなの顔が
先月は学年ごとの分散登園でした。6月入園式がありました。
そして、今月1日からは一斉登園がスタートします。
ここにきてようやく子どもたちの顔も揃いますね。
長いこと幼稚園は休園、保育園も自粛と、保護者の皆さんにはご協力をいただきありがとうございます。子どもたちの声があふれて園にもぎやかさが戻ってきました。

しかし、学校も通常にもどり、社会は経済再開の方向で動き始める中で、第二波を危惧する声も聞かれます。
どんな形で子どもたちの日常を再開していったらいいか園としても試行錯誤しています。

園での感染対策
◎今までは自分たちで運んでいた給食の配膳は先生たちが配っています。(飛沫を防ぐため)
◎飛沫対策にテーブルの透明の仕切りを作りました。(『つばがかかんないようにだよね』と子どもたちも理解しています。)
◎テーブルを離して(ソーシャルディスタンス)座っています。(全員に配られるまでの時間もちゃんと座って待ってます。手洗いなどは大人よりしっかり洗う様子がみられます。)
◎バスの内側を抗菌コーティングして運行します。(光触媒を使っての吹き付けで抗菌洗浄する【イオニアミスト】という方法で抗菌・・・詳しくはイオニアミストPROで検索)
◎健康カードを確認します。
◎手洗い足裏消毒は引き継ぎ行い、保育室、中広場など消毒も定期的に行う様職員に伝えてあります。
◎空気の入れ替え(これから暑い日も多くなりますが、エアコンも使いながら空気の入れ替えも行います。)
◎紙コップホルダー園内に12か所に設置(熱中症対策としていつでも子どもたちがすぐに水が飲める)

プール、水遊びについて
プールについては今年度に限り大型のプールは組み立てせず、たらいやホース、小型のビニールプールなどを使っての水遊びにとどめることにしました。
(プールの安全性については着替え、プールの中で密になる、水の中でも感染の可能性など諸説ありますが、横浜市の水道水は塩素が入っていて安全としてできるだけ流水の形で水遊びをすることにしました。)

学年ごとの登園日の様子を見ると私たちが思っていたよりずっと柔軟に決まり事を受けてくれます。
多分、こどもたちはわかっています。
家庭の中でもコロナも話はされていて子どもたちなりに現状を理解し、頑張っている姿なのだと思います。

保護者の皆さんへのお願い
ずっと言い続けていますが、子どもの生活は3密です。
園として感染予防をどんなにしても子どもたちが集まれば密になって遊びます。今のところ『感染の確率としては1000人にひとり程度、子どもは重症化しにくく無自覚無症状の子も多い』と言う情報が救いですが、逆に考えると大人が(特に高齢者)が感染すると重症化しやすいと言われています。(私を含めてパートの先生たちはベテランが多いので要注意)おじいちゃん、おばあちゃんと同居しているご家庭もあるので気を抜けません。

そこで、全園児登園になった後は『園内の滞在時間を減らす、体調不良の場合は登園を控える』のご協力をお願いします。
◎保育園・市型・どろんこ預かりは仕事方のみとします。(勤務が終わり次第すみやかにお迎えをお願いします。)
◎子どもたちが体調が悪いときは、無理に登園させないで下さい。(家族の中に発熱した方がいるときはお知らせ下さい)
◎熱が出た次の日、熱が下がっても登園させないで下さい。(園で発熱した場合、別室でお迎えを待ちます。次の日熱が下がってもお休みをお願いします。)
◎健康カードへの記入を引き続きお願いします。
◎保護者、お子さんの検温、手洗いを引き続きお願いします。
◎子育て支援のひよこサークル・園庭開放、新規の一時預かり市型預かりは2学期9月からの再開を予定していてしばらくは休止します。

マスク着用について
これから暑くなる中、マスクくによる熱中症の危険も叫ばれています。
◎保護者の方は送迎時マスク着用をお願いします。
◎子どもに関してはバス乗車する時のみ着用し、保育中は熱中症の危険から外します。
◎職員のマスクに関しては園庭や中広場など風通しがよくて人との距離がある程度とれて、部外者の方がいない場合は、マスクを外す様に職員に指示しましたのでご了承下さい。

先日、マスクをしたまま子どもの前で歌を歌ったら酸欠で貧血を起こしそうになりました~  

2020 7 

園長 菅野 清孝

6月園だより 2020/6/2

「そこ!密だよ!」
先日、小学生を持つ職員から学校の校庭解放があった登校日の話を聞きました。
ドッチボールや鬼ごっこは密になるからダメ・・・で、子どもたちで話し合って「かげふみは?」それはOK!その日はとても楽しかったそうです。
でも、次の登校日は天気が曇りでお日様が出ず、かげふみできません・・・「じゃ今日はおしゃべりしよう」と友だちと話していたら見守りの先生に「そこ!密だよ!」と注意されたそうです。思わず笑ってしまいましたが・・・笑えない話です。

緊急事態宣言が解除
5月25日に首都圏の緊急事態宣言が解除になりました。
しかし、神奈川県、特に横浜市は相変わらず感染者の数値は高く、生活がいきなり元通りにはならない事は誰もが思うところです。北九州では感染の第二波が疑われる報道もあります。
先日、マチコミでもお知らせしましたが、市からも「緊急事態宣言は解除されるが、保育園での生活は3密であり感染リスクが高いと思われるので6月末まで自粛するように」との要請が出ました。(市からの要請文は園のホームページから飛べます。)

子どもたちの日常をどうするか
そんな中、感染を防ぎながらどんな形で子どもたちの園生活をとりもどしていくか、また同時に仕事を持つ方の為の保育をどう再開していくか、リーダーを中心に話し合いました。
その結果、感染することに対しての治療薬が見つかっていない現状を考えると、今は3密を避けて感染しないさせない様に生活の中で工夫、新しいルールを考えた上で、少人数での保育再開をしていくことにしました。
教育時間(1号2号認定園児)
◎3密を避けて分散保育
6/2は年長6/4は年中の登園日とする。〈バスも学年ごとにコース時間を設定し運行〉次の週からは学年ごとに登園(6/8年少→6/9年長→6/10年中→6/11年長→6/12年中→6/15年少→6/16年長→6/17年中→6/18年長→6/19年中)し、午前保育(11時帰り)で保育を再開します。
◎健康カードへの記入〈登園する時に必ず持参する〉
各家庭で検温して記入 その日の体調を記入する。〈前日37.5度を超す発熱、下痢、嘔吐などがあった場合は登園しない。前日、園で発熱等で帰宅した場合も同様〉
◎登園後はグループ保育
登園した学年を4つのグループに分け、担任以外に担当の職員を配置してグループごとに過ごし、天気が良い日は出来るだけ外や中広場で過ごす様にする。
◎当分の間は午前保育(教育時間のみ)
年長・年中、年少共に11時帰りとし給食はなしとする。
◎上履き、靴下の使用
手洗い、うがい、に加えて足元の消毒が効果的と判断して〈インフルエンザが流行った時、室内にウィルスを持込みしないために保育園では足洗をして感染拡大を防いだ経験から〉靴下、上履きを使用する。〈トイレの際は出るときは職員が立ち会って上履きの裏を消毒する〉
◎園児の送迎は保護者は入室せず外で受け渡しをする。

上記教育時間以外の保育(2号3号認定園児・市型預かり利用園児)
◎自粛要請(~6/30)が出ている間の保育は両親ともお仕事の方のみとする。
保育を希望される方はその月のシフト表(勤務の日時が記入してあるもの)、雇用証明書を提出する。〈6/1に間に合わない場合は後日可〉
両親どちらかがお休みの場合は家庭内での保育をお願いする。
◎健康カードへの記入〈登園する時に必ず持参する〉
各家庭で検温して記入 その日の体調を記入する。〈前日37.5度を超す発熱、下痢、嘔吐などがあった場合は登園しない。また園で発熱して帰宅した次の日は登園しない。家族の中で発熱した人がいた場合も同様。〉
◎登降園について
朝の登園では検温は各家庭で済ませ、健康カードに記入する。入室は子ども、保護者も手洗い、うがい、をお願いする。帰りのお迎えの保護者は入室せずデッキでの受け渡しとする。
◎きょうだいがいる場合 
保護者がお休みの場合、登園日のきょうだいは登園するがもう一人は家庭内保育をお願いする。〈登園したきょうだいも教育時間のみとする〉
◎給食
密にならない様、配膳を工夫、食べる場所をできるだけ分散、時間をずらす等、を意識して行う。
◎お昼寝
幼児は学年の片方の部屋を昼寝場所として使用する。乳児はできるだけ密にならない様布団の配置を工夫する。
◎足洗を追加
手洗い、うがいに加えて足洗をすることを職員全員で意識して行う。


何だかいろいろルールが増えました。
子どもたちの今までの園生活を思うと物足りなかったり、先生たちに注意されることも増えて窮屈に感じたりすると思います。
私自身も本来なかよしの教育、保育は子どもたちが心身ともに絡み合い、だんごになって育ちあうことを良しとしてきた人なので、いろんなところに矛盾を感じます。
過度の清潔志向は子どもを弱くするし人間は菌と共存すべきだと思ってきました。しかし、今回の出来事はその上をいく話です。

先月の繰り返しになりますが、感染して本人は無症状でも誰かに感染させることもあります。感染して重篤化し亡くなる方もいます。それを思うと子どもたちの生活を制限せざるを得ません。

お仕事をしている保護者の方々には保育の要件が厳しく感じることもあると思います。各ご家庭の事情もわかるので申し訳ない気持ちになります。

除菌、消毒と言ってもどこまで必要なのか、室内のオモチャに遊具、外の遊具もやりきれているのか・・・一日消毒用のボトルを持って歩いています。
子どもたちが登園したら・・・3密を避けての保育、園生活のイメージがなかなか出来ませんね。
園としてはできるだけ密を作らない努力はしますが、限界があります。
保育行事はどうしようか・・・キャンプ、運動会・・・年長がみんなが楽しみにしている・・・でも、「夏は高温多湿で、コロナは弱まりいったん下火になるけれど秋から冬にかけてはインフルエンザと一緒に第二波、三波が来ます。」そんなニュースを聞いていると・・・・スターウォーズで言うダークサイトへ落ちそうです。

人間の持つ力、つながる力、フォースを信じましょう。
緊急事態宣言が解除された日、泉区の幼稚園・こども園の園長会がウェブ会議の形で開かれました。
各園、子どもたちのために、保護者のために、独自で工夫して保育を再開しようとしています。現状を伝えあい情報を交換する中で、不安に思っていることも共有できました。

感染を広げないための準備、工夫は大切です。でも、不安ばかりを考えて体調を崩して病気になったら本末転倒です。今、やれる事をできるだけやって最悪を回避しましょう。

子どもたちは感染しても重篤化になりにくいと言うことをまずは受けて、基本的な体力がダウンしない様に食事、睡眠、運動をバランスが取れる様に各家庭でも工夫して下さい。
私たち職員も同様に“コロナに負けない様に体力、メンタルを落とさない!”を合言葉にして皆で、がんばります! 


2020 6
園長 菅野 清孝

5月園だより 2020/4/30

皆さんスティホーム どうお過ごしですか? 
緊急事態宣言の後、ニュースで伝えられる感染者数は日に日に増加しています。「もし、簡易の検査キットが出回ってみんなが検査できる様になったら感染者の数は間違いなく倍増えるよね。」
そんな話をしていたら泉区内の幼稚園の園長から職員が感染したとの知らせが入りびっくり!なかよしも感染拡大を防ぐ処置として職員を保育組、在宅勤務組とグループに分けて交代で勤務しています。

安全・安心の場所?
同じ時期に市内の認可保育所で陽性反応者が出て、園はそのことを市に報告し保護者に知らせ休園しようとしましたが、市からは保健所の調査が終わるまで無用な混乱を避けるという理由から保護者に知らせるのは待つようにストップがかけられるという出来事がありました。
一刻も早く事実を知らせなければ、次の日知らずに登園した保護者や子どもたちに感染する恐れもあるのに・・・です。
この園は市からの要請を一旦はうけましたが、保護者にその日のうちに連絡して結果、次の日は誰も登園せず、事なきを得ました。

多分・・・市の方は仕事をする保護者のために預け先を確保するという立場で発表をためらったのだと思います。
でもこれズレてますよね。保育園は子どもたちが安全に過ごし、保護者が信頼してこどもたちを託す場所です。優先順位一位は子どもたちの安全と保護者との信頼関係ですよね。
それが根底から崩れそうな対応です。
このことを受けて、【横浜の私立保育園の園長会】はこの様な隠蔽、情報操作されることがない様に『要望書』※(HPにQRコードを載せます)という形で抗議し、それを受けて横浜市市長の林さんが「今後、陽性感染者が出た場合はすみやかに保護者にお知らせし、休園にします」と発言していました。

3密の仕事 3密の場所
この要望書の中にもありましたが、保育という仕事はつくづく子どもたちと常に密接する仕事だということです。泣く子を抱っこして、食事をさせてオムツを替えて、くしゃみを顔で受けたり、よだれや排泄物と関わらないではできない仕事です。

日々コロナと戦ってくれている医療従事者の方々が感染リスクは一番高いですが、そのお子さんを預かり保護者と直接関わる、保育者もまた医療従事者と同じくらい感染の確率が高い最前線にいると思っています。

そして、園にくる子どもたちもまた、社会的距離(ソーシャルディスタンス)は保てません。手をつなぎ、混じり合って遊びながら生活し育っていくのが幼稚園、保育園です。
「遊具も触るから感染リスク高いですね。」「鬼ごっこやドッチボールなども密になる遊びなので気をつけましょう。」テレビでは専門家と呼ばれる方々がそんな発言をします。

子どもは感染しても重篤にはなりにくいという話が救いですが、大人は短期間で重症化してしまう様です。志村けんさんに続いて岡江久美子さんも亡くなって同世代にはショックでした。
とにかくまだウイルスや治療に関しても全容は見えていないので・・・安倍首相が言うような連休明けの6日から緊急事態を解除するのは難しい気がします。

園はいつから始められる?
この連休中に安倍首相から緊急事態宣言について何らかの発表があると聞いています。
それを受けた上でリーダーたちと相談して今後のことは決めていきたいと思っています。

◎緊急事態宣言が 解除された場合
5/7、5/8に関しては引き続き今の形(医療関係者のみ)で保育します。5/11からどんな風に保育を再開するかはマチコミ、HPでお知らせします。
入園式、始業式の日程は検討してお知らせします。

◎緊急事態宣言が 継続された場合
幼稚園部門は状況が動くまで原則、現状の休園を続けます。
保育園部門も同封した市から【保護者の皆様へ】の手紙にある様に一層の自粛をお願いします。
ただし、『社会生活を維持する上で必要な施設』に該当する職業に両親ともに該当する方のお子さんはお預かりします。
その場合もどうしても必要な日のみや時間短縮など最小限の利用に限らせていただきます。

5/11以降、保育が必要な方は『緊急事態発令中の保育意向確認カード』を園にとりに来るか、HPに載せますので、各自ダウンロードして必要事項を記入して園に提出して下さい。上記に該当するが確認してお受けします。

違和感です。
子どもたちがいない園は寂しいです。天気が良くて春の風が吹き、ふくちゃんがのんびりと草を食べている風景と、コロナの現実と重ならず、悪い夢を見ている様な気持ちになる時があります。
なかよしは子どもたちが安心して楽しく安全に過ごせる場所でありたいと思っています。でも、今ウイルスを前にしてそのことが保証できない状況の中にあることをご理解下さい。

~自粛・・・きついわ~
しかし、外に出られず部屋の中でずっと過ごすって、思った以上にストレスですね。
私事ですが、4才の孫と11か月と9か月の乳児二人、その母たちが避難してきて狭いマンションは常に3密状態です。
「走らないの!」「飛んじゃダメ!」ママたちの声がコダマします。テレビからはコロナ関連のニュースがあふれて見ていると不安がふくらみます。(必要以上に見ない方がいいかも・・・)
食事も外へでられないので3食作って・・・妻がたいへんです。(感謝の言葉はぜったいです!)
買い物も3家族分買うので代表として行くと、買いだめ?というような視線を受けることもありました。
先日、湘南の海岸道路に車が並んで批判されていましたが、外に出て新鮮な空気を吸いたい、解放されたい気持ちはとてもよくわかります。(私も行きそうでしたから~)
感染者が出ると特定して自覚のなさを責め立てて・・・謝罪会見です。
かかった人は悪い人?みんなかかりたかったわけじゃない・・・これ病気ですよ。(過度の非難はやめましょう。)

なんだか自分も含め、世の中の皆さんピリピリしている感じで・・・これ新型コロナパニックですよね。

やがて薬ができて大丈夫な日が必ずきますから、それまでなんとか生き抜きましょうね~
(基本は、よく食べよく寝て うがい、手洗い、3密をさけるです!)



2020 5   園長 菅野清孝

4月園だより 2020/4/9

非常事態宣言 ~今年は『例年通り』はありません~
例年、4月は園庭の桜の木のしたで子どもたちが走り回っている風景が広がります。
しかし、新型コロナウイルスの世界規模の拡散で、とうとう緊急事態宣言が出される事態となりました。こんな状況は誰でも初めてです。

新型コロナに対しての危機感は、地域や仕事によっても個人差があるようです。
身近に脅威を感じて、自分が感染させる立場にもなりえることを危惧して行動を自粛している人もいます。一方、現実感がなく「かかるときはかかるから」と言い放ち出歩いている人もいるようです。

多分もう少しすれば、特効薬が開発されて感染しても大丈夫な時がくるとは思っています。その時、思い返して、「なかよしはちよっと過敏だったんじゃないか」と言われるかもしれません。
でも万が一感染者を出してしまい、結果として感染を広げてしまったら、あの時もっとできることをちゃんとすべきだった・・・そんな後悔はしてはいけないと思います。

保護者の皆さんにもいろいろとご不便、ご心配をおかけしますが、今この状況が改善、沈静化するまで一緒に感染拡大防止に何をすべきか一緒に考え行動しましょう。

新入園の皆さん
本来なら入園式に参加したあと、友だちや先生との新しい生活が待っていたはずですが、この様な状況の中、なかなか始まらない園生活に不安を感じている保護者の方も多いと思います。子どもたちも新しい友だちと遊びたい気持ちでいるだろうなとも思います。
しかし、まずは子どもたちの健康と安全を第一優先として考えると、軽々に保育をスタートしきれない現状があります。

各担任の先生たちも、なかなか始まらない新学年にジリジリしつつ、子どもたちが登園したらどんなふうに過ごし遊ぼうか、部屋の準備をしながらいろいろ考えています。
担任は決まりましたので、自分がどのクラスで、担任の先生が誰なのか、この園だよりに載っている職員紹介の先生たちの顔を見せて教えてあげて下さい。

4月は ~感染を防ぐことを第一に~
在園の保護者には年間の行事予定表をお渡ししましたが、4月の予定はすべて中止とし、白紙です。幼稚園(1号園児)に関しては3月から休園としていましたが、それを継続します。
保育園(2・3号園児)、市型預かりは出来るだけ自粛をおねがいしてきましたが、乳幼児への感染のニュースもあることから一部の保護者(医療従事者のみ)の保育とします。
※ 緊急事態宣言中の保育利用は申出書の提出が必要です。園は申出書の内容を確認した上で、お預かりします。(申出書は事務室まで)
園では、保育が必要な園児の数を確認して保育士を配置します。体制が整ったらできるだけ職員も自宅待機させます。

幼稚園市型預かり、保育園登園自粛について協力していただいている方に関しては、保育料の日割り計算、市型で給食を申込みした方はキャンセル料なし、4月の幼稚園バス利用料は徴収しないなどの費用負担軽減をしていきます。(詳しくはお知らせをご覧下さい)

情報提供について ~HP、マチコミ~
非常事態宣言の中で感染動向がどう変化するかで、今後の様子も変わっていくと思います。
新入園の方はいろいろとご心配があると思いますが、ホームページをチェックして下さい。
在園の保護者の方々のマチコミはそのままでお使い下さい。
新入園の保護者の皆さんはマチコミに登録して下さい。(同封のマチコミ登録参照)
細かいことは、マチコミに流しますのでご覧下さい。

保護者の皆さんの状況に変化があった場合
職場、家族での感染、濃厚接触者、または疑いがある場合はお知らせ下さい。
情報を開示しない結果、感染を広げてしまう恐れがあります。

でもモヤモヤでいっぱいになったら
家の中で過ごす時間が長くなって、子どもたちの気持ちもモヤモヤしてしまうことも多いと思います。そんな時、どうしましょう・・・街中には出ないで、通信隊の原っぱはどうですか? 今はタンポポやのびる、つくしが顔を見せています。
園庭には入れないけれど、ふくちゃんの小屋のある下の森の手製のアスレチックはどうですか? 長い時間でなければ遊んでも・・・心の健康も考えなくてはいけませんね。

現時点では、まだはっきりしないことばかりですが、何とかこの難局を皆さんとの協力で乗りきっていきましょう!

2020 4    園長 菅野 清孝