園長先生のページ(2022年度)

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12月園だより2022/11/30

令和4年もラストの月になりました。
園庭では年長さんたちが自分たちで集まって、そばにいる先生にラインを引かせてドッチボールを始めました。
年中さんは泥だんごづくりが流行って、みんなダンゴに適した土を探しています。
中広場では、個々のあそびが中心だった年少さんが、友だちとのあそびが楽しくなった分だけケンカも多発、止め役の先生たちが走っています。
よちよち歩きの乳児さんたちもそれぞれに成長し、動きが活発で大人はちよっとハラハラさせられる場面も多くなっています・・・みんなちゃんと自分のやりたいことがあって動いています・・・成長していますね。

今日まで各学年、個人面談が開かれて、この一年の子どもたちの”今の成長”を保護者の皆さんと共有しました。
面談時間に合わせて調節していだきありがとうございました。

つなぎあいの種まき
さて、先日、深谷小学校の50周年に招かれて参加しました。
晴天に恵まれて、小春日和でした。体育館で式典、祝辞のあと、1年生から6年生まで歌やダンス、寸劇などのパフォーマンスが続きました。
準備期間もそんなになかったと聞きますし、時節柄きっといろいろ制約の中での練習だったと推測しますが・・・みんなとても素晴らしかったです。
マスクごしで表情は見えませんでしたが、子どもたちの熱気が伝わってきて感動してしまったごんべぇでした・・・

その式の中で私を見つけてご挨拶に来て下さった方が数名・・・卒園した保護者の方でした。式典の名簿の中に実行委員として名前が載っていました。実行委員として先生たちと一緒にこの式典を準備してきたんでしょう。

学校で大きなイベントを計画する場合、保護者の協力は不可欠です。
以前、学校の校長先生と話をした時なかなかその様な役を引き受けてくれる方がいないとおっしゃっていました。でも・・・どこの学校に行っても役員の中になかよしのモト保護者の顔をよく見ます。

そう思ってまわりを見ると・・・学校だけじゃなく、子ども食堂や地域の子育て支援の場所など・・・スタッフや協力者の中に、なかよしのOB,OGの保護者率がとても高いですよ。
もともとそういう活動に関心があり、積極的な素地がある方たちがなかよしに集まった・・・それもあると思います。

でも、私は、原点は”なかよしのPTA”だと思っています。
『ひとり一人のできることは小さいけれど、集まって知恵を出し、行動すれば、なんとかなる』『行動するといろんな波が立ち、やがて大きな波になる、人がつなぎあうことは大きな動きを作っていく・・・』そんな実感がなかよしのPTA活動の中にあるのだと、思います。

今年のバザーも短い期間の中で役員の皆さん、バザー委員の方たちが中心になって話し合いすすめてきました。いろんなアイディアが出され、話し合われ、役割を決めて動きました。このプロセスがとても大切です。
結果を見るともっとこうすれば良かった、あれが上手くいかなかった・・・などいろいろ出るけれど・・・晴天に恵まれて、楽しい、いいバザーでしたよ。

バザーの後、保護者の方たちがいろんな場所で立ち話をしている場面を目にしました。
なかよし祭りの保護者の方々によるソーラン節の練習風景や当日のパフォーマンスを見ていても・・・ソーランを同好会からサークルにしたらどうだろうと言う発言からも・・・・バザーの活動が『つなぎあいの種まき』になったのは間違いありません。

みなさんご苦労さまでした。ありがとうございました。


保育者も成長しています~
先月の園だよりでもお知らせしましたが、8月の合研(全国保育団体合同研究集会)の発表に続いて、11月は『乳幼児の性と性教育サークル全国セミナー』で、この4年間の園での性教育の実践を先生たちが発表しました。

どうして性教育をはじめたか、経過や保育者の意識の変化などパワポを使いながらの発表でした。(この発表様に作ったパワーポイントがとても良かったので、ぜひ保護者の皆さんにも見てもらいたいと思い、近日中にYouTubeで動画配信する予定です。)
先生たちも成長しているな・・・とちよっと嬉しくなった研修発表でした。

なかよしはいろんな所で”収穫の秋”です。

2022.11.30   
なかよしこども園 園長 菅野 ごんべぇ

11月園だより2022/11/1

先日、地域の方から「今年はなかよしバザーやりますか?」と問い合わせの電話がありました。「やりますが、園内のみのバザーです」と答えたら「残念です~」とその方はおっしゃっていました。

バザー目的は達成です!!
園に資金がなかった時代、不足をバザーで補おうとPTAが始めたバザーは地域の方が楽しみにする行事になりました。そして運営に不安がなくなってからは、保護者の方々が一緒に準備していく中で子育てする仲間を広げる場となりました。
コロナ前はバザーが始まる前に正門前に行列ができるほどでした。
そんなバザーの復活はもう少し先になりそうですが、それでもどんなバザーにするか、何を出すか、どんな役割を持って進めていくか・・・バザー役員さんが中心になって話し合われ準備を進めてきました。

それだけで90%はバザーの目的は達成です。残り10パーセントは当日のお天気と、参加する方々がどう楽しむかにかかっています。
11/6(日)皆さんご一緒に~楽しみましょうね!


年長(もり組・かわ組)の部屋に~ごんべぇ探偵トウジョウ~その①
ごんべぇ探偵(なんでも知りたい子どもたち~♪あなたの質問なんですか~♪歌いながら登場)「みなさん、こんにちは、おしり探偵の友だちのごんべぇ探偵です! 
今日はオグちゃんから聞いたトイレで起きた事件について調べにきました。
トイレの男の子がオシッコする小便器がとんでもない所までベチャベチャになっていたという事件です。私、ごんべぇ探偵がトイレで調査の為に見ていたら・・・どうも男の子たちの中でオシッコする時、ズボンを下げた後、自分のチンチンを持たずに、便器につかまってオシッコしている子がいることが判明しました。」

こどもたち『えーっ ちゃんと持ってしてるし!』『りすぐみだよきっと』
と言いつつ『・・・・』(ちょっと思い当たる子も)
ごん「オシッコする時は、ちゃんと自分のチンチンを持ってしてるか?しっかり持って
そして、チンチンからオシッコでる穴をふさいでいる皮をちよっと引いて穴を出してオシッコをだすんだよ~そうじゃないとチンチンがホースみたいに暴れてオシッコがとんでもない方向に飛んじゃうからね~
「そこで、ごんべぇ探偵はなかよしのトイレに火のシールを貼りました。その火にオシッコがかかると白くなります。ちゃんとねらってして下さい」
男子A『知ってる!それ見たよ』 男子B『ねらってしたよ!』
女子A『女の子のトイレにはシールないの?』
ごん『今日は男の子のオシッコの仕方について話したけど、明日は女の子のオシッコの仕方について話ますね~』
(あなたの質問なんですか~♪歌いながら退場)

その後、女の子が数人、事務室に来て『ジョシュ(助手)やりたい!』と言ってきました。(そう言えばおしり探偵にはブラウンという助手がいた)
つぎの日、助手たちにはトイレに貼るイラストの色塗りと貼るのをお手伝いしてもらいました。

ごんべぇ探偵?なんのこっちゃ・・・と言う方もいますね。

昨年度の園だよりでもお伝えしましたが、4年前からなかよしこども園では性教育を意識して保育の視点にしています。
カリキュラムの中に『カラダ』と言う項目を入れ、毎月のカリキュラム会議の中で、子どもたちがカラダについて関心を見せた言動を記録して話し合ってきました。
そして、ごんべぇも時々依頼を受けてごんべぇ探偵として子どもたちの前に立っています。

ごんべぇ探偵~トウジョウ~その②
ごん「今日は、女の子のオシッコについて話にきました。」
「女の子がオシッコする所はドアがあるトイレだよね。あのトイレ混んでるとき、急に開けられることない?」
こどもたち『ある~いやだよ。はずかしいよ 』『カギかからない所あるんだよ。』
ごん「そうか~でもオシッコしたいとき焦ってるから、入ってるかどうかわかんない時はあけちやうよな・・・どうしたらいいと思う?」
女子C『聞けばいいんだよ!入ってますかって』 女子D『トントンすればいいんじゃない?ノックすればいいんだよ。』
ごん「そうかぁ~そうだなぁ~じゃあドアのとこにノックして下さいのシール貼っとくわ」

「ところで、昨日は男の子がオシッコ飛ばしちゃう話したんだけどさ、ひとりで入るトイレも時々ベチャベチャになってるときあるんだけど・・・女の子も前に飛ばしてない?」
女子たち『飛ばしてないよ!とばないし~』
ごん「ウチのマゴのヒィちゃんは最近オムツ外れてトイレでするけど、こう後ろにそっくり返ってすると前にとばすよ~」
女子M『そうゆう時は、こうやって(足をすぼめる)おなか前にすればいいんだよ』
ごん「そうか~そうすれば前に飛ばないんだね。みんな知ってた?」
『次にオシッコの拭き方だけどね・・・トイレットペーパでこすらないで、オマタにあてて5数えるまで待って水気をとってから捨てて下さい』
女子C『こすると紙がオマタにくっついちゃうんだよね』
ごん「そう!よく知ってるね」
女子C『ウンチした後、拭くときは前にじゃなくて後ろにペーパーを引くんだよ』
女子M『そうだよ!前に拭くとオマタにウンチがついちゃうからだよね』
ごん「そのとおり!男の子もウンチした後は後ろに向かってペーパーひくんだよ。
これは忘れない様に絵に描いてトイレに貼っておくね」

この後も「何か知りたいこと、聞きたいことがあれば聞いて下さい。ごんべぇ探偵がわからないことはオトモダチのおしり探偵にきいてくるからさ~」と言ったら・・・(はーい!と手が上って)
女子M『あのね、おうちとかなかよしにあるトイレじゃないトイレがあって、下にあるの~どうやってすればいいの?』
ごん「それ和式トイレっていうんだよ。」
男子A『しってる!スーパーのトイレにあった!』
ごん『そうだね。学校のトイレもこの形がまだ多いみたいだから、今度みんな学校へ行ったとき見てきてよ。和式トイレについては調べてきます』

(その後もハーイと手が上がります)
女子A『あのね・・・男の子と女の子はどうして形が違うの?』(おっと!難しい質問が・・・)
ごん「そうか・・・みんな見たことない?」(うなずく子どもたち)
「次来るとき絵を持ってきてみんなに見せるね。ごんべぇ探偵がわからないことはおしり探偵に聞いてくるよ」 (この日はごんべぇ探偵のうたを歌って退場しました)

成長しているこどもたち
今年の年長さんたち、ちょっと幼いところがある学年だな・・・と思っていたので正直驚きました。こんなにちゃんと話ができる、聞ける・・・一人ひとりがごんべぇ探偵の話を受けていろいろ考えていました。
改めて子どもたちは身体について興味や関心を持っていることを知り、その疑問や関心を受け止めて答える大人の存在が大事だなぁ・・・と感じます。

性教育は人権教育
『自分のカラダは自分のモノです。性教育は一人ひとりの生き方につながる教育です。
どんな自分も否定しないで、自信を持って生きて行く為に・・・性を正しく学びましょう』
以前、講演会でもお話してくれた艮先生(宇都宮大学准教授)の言葉です。
『自分自身にOKをだそう!自己肯定感を育てよう!』というなかよしの理念と矛盾はありません。

この4年間、カリキュラムの中で話し合うなかで職員の性教育に対する意識はずいぶんと自然体になりました。
以前は保育者の胸や股間をまさぐる子、性器さわり、自慰行動・・・問題行動として写っていた子どもたちの姿が・・・成長の中での姿だったり、性と言う視点でみると理解できる・・・会議の中の話題に上がる、そんな話にも動じなくなりました。

どこかでそんな子どもたちの話しを保護者の皆さんにしたいなぁと思っています。(紙面にはあり過ぎて書けません)

先日ニュースを見ていたら東大で性教育のゼミができて、単位として認定されるとのことでした。来年度からは小学校でも『命の安全教育』という形で性教育の授業が予定されています。保育者、教員養成の学校でも『性教育』の授業が単位として必修になる日も近いかもしれません。

日本の性教育は被害者・加害者にならないため・・・どこか後ろ向き感がありますね・・・。もっと前向きに、肯定的に自分のカラダを意識できる様な教育・・・自分自身を大切にする延長線上に他者もまた大切にされるべき存在として意識できるような性教育が大事だと思います。それには乳幼児期からだ・・・と、私たちは考えています。

今年の8月には合研(全国保育団体合同研究集会)で小宮先生が園の代表で実践報告をしました。今月11月は『乳幼児の性教育サークルの全国セミナー』で発表します。



2022 11.1     
なかよしこども園  園長 菅野ごんべぇ

10月園だより2022/9/30

全員で考える
先月はじめに起きた静岡のこども園での園児置き去り事故は衝撃的でした。
同じ年代を持つ保護者として他人事ではすまされない・・・私の娘も3才児を持つ母として謝罪会見のニュースを見て泣いていました。
私自身も祖父として、園の管理者として胸が苦しくなる映像でした。

次の日、バスの運転士と添乗の先生に集まってもらい、改めてバスの運行について人数確認、担任への連絡など基本を意識する様に伝えました。改善点を進言してもらいマニアルを見直し、現在制作中です。

また、その週末9日と10日は職員研修日となっていました。
9日は担任とリーダーたちと、10日は給食やパートの先生たちも参加しての研修だったので、子どもたちの安全をどう守っていくかそれぞれの立場で考えてもらいました。
事故があった園でもシステム上では給食や担任が登園確認する機会はあったのに、見逃されていました。
どんなにシステムがあっても結局、職員間の声の掛け合い、コミュニケーションが事故を防止していく最大の武器になることを確認しました。

年少組の遠足
そんな話し合いのあとの16日・・・園バスを使っての園外保育『年少組の遠足』がありました。行先は『藤沢の少年の森』です。コロナ前は頻繁に出かけた園外保育ですが、コロナで出なくなって・・・なんと3年ぶりの遠足です。
バスでのお出かけは初めての子ばかりで、大喜びするかと思ったら・・・園から離れるのに不安を感じて緊張感が漂って・・・中には泣き出す子もいて・・ブランクの大きさを改めて感じました。

でも、目的地の少年の森に到着して水場の池を目にしたとたんスイッチが切りかわって、ジャブジャブ水の中に入ってすぐおしりをつけて遊び始める子どもたちでした。
そんな姿を見て・・・いつもの調子だ・・・ちよっとホッとしました。

しかし、その後は・・・今度はみんな水から上がらない子、お腹がすいたと泣き出す子、着替えに、おしっこ・・・子どもたち29人に大人10人の引率で臨みましたが、いやはや久しぶりに保育に入って目まぐるしさにあたふたしてしまったゴンベィでした。
でも、さすが私と運転手の田中さん以外は4月から一緒に生活している先生たち・・・
『こっちに〇ちゃんいるよ~』『はーい了解です』
『ここの二人、トイレに連れていきますね』『水道で洗ったから△ちゃんの着替えよろしく~』先生たち同士で声を掛け合って、子どもたちに対応していました。
やっぱりコミュニケーションは柱・・・何だか納得した場面でした。

運動会センゲン
先日『園長先生!運動会宣言をお願いします!』と、年長の担任オグ先生から声がかかりました。(普段はエンチョウなんて呼ばないのに・・・)『うんどうかいセンゲン?って』

10/8の運動会へ向けてなかなか気持ちが入らない?年長の気持ちをチェンジするきっかけにごんべぇを使いたい・・・と解釈して依頼をうけました。

久しぶりにギターの弦を調節して、歌いながらお休みしらべ最中の年長の部屋へ
ごんべぇ『キャンプだホイ♪キャンプだホイ♪キャンプだホイのホイ~♪』
子どもたち『なんだよ~もうキャンプは終わったし』『そうだよ前だよな』
ごん『そうか!キャンプって夏休みまえだったな~ もう9月だもんね・・・
そう言えば日曜日、苗場保育園の運動会があったの知ってる?』子どもたち『しってる~』
ごん『今度なかよしも運動会やるよ! 運動会のうたあるんだ~うんどうかいだチャチャチャチャ~♪ステキだチャチャチャチャ♪がんばれチャチャチャチャ・・・
あかかて!しろかて!エイエイオーッ!』
と歌いだすごんべぇに合わせて・・・うっかり歌ってしまった子どもたち(笑)

ごん『運動会の日は10月の8日にしました!』『年長組はリレーやるんだよ。勝った組には金メダル、残念ながら2位は銀メダルです!』
子ども『まえ年中のとき、年長と一緒にリレーやったよ』
ごん『そうか~年長のリレーかっこいいんだよな・・・じゃあ 金メダルがほしいひとは』
子どもたち『はーい!』(ほぼ全員)ごん『銀メダルがいい人』子ども『はーい』(ひとり)
ごん『そうか、じゃあ~ みんなで運動会やるぞ!』 子どもたち『オオーッ!』
・・・と言うわけで任務完了・・・この日を境に年長は運動会モードに・・・なったかな? 

運動会の活動の中で、子どもたちはどんな楽しさ、面白さを、発見をするんでしょう・・・先生たちからそんな子どもたちの話を聞くのが楽しみです。
2022.10.1  
なかよしこども園 園長  菅野 清孝

9月園だより2022/8/31

この夏の生活
皆さん、今年の夏はどんなふうに過ごされましたか?
3年ぶりの移動制限なしということで、テレビ画面からは高速道路の渋滞や観光地の様子が伝えられていました。
一方で、7月末あたりから感染数がグッと増え、8月には過去最高となり、旅行や帰省の予定をキャンセルしました・・・家族が感染してしまいどこへも出かけられなかった・・・
そんな話も聞きます。

ヨウセイになりました
最近の感染は子どもから大人へと言う経路が多く、子どもは1~2日ほどで回復するのに対して大人は高熱、頭痛、咳、のどの痛みなどの症状が出て、自宅療養期間が開けても症状が残る傾向あると報告されています。

実は、私ごんべぇも7月末陽性者となり自宅療養していました。どうも熱を出したマゴを預かりうつったようです。
熱を出したマゴは次の日、元気になったことや、私の咳が続いているのは前述の感染状況そのままですね。

その後も、いろいろな方から次々に陽性報告をうけ、オミクロン株になって本当に感染力が強いことを実感しました。
今は誰が感染しても不思議はない状況・・・です。

3年前と今・・・
思い返すと・・・コロナウィルス感染が広がった3年前・・・有名な方が次々に亡くなって怖かったです。どんなふうに感染が広がるのか、子どもが感染したらどうなるのか心配と不安で世の中全体がピリピリしていて・・・園でも職員みんな、どう感染を防ぐか、やたらに何でもアルコールや次亜塩素酸水を使って消毒していました。
学校も園も休園になりました・・・昨年の今頃は『緊急事態宣言』が出ていましたね。

陽性者が出たらすぐに行動調査して濃厚接触者を報告・・・保育が出来ない・・・そんな状況でした。

その頃のことを思うと、コロナウィルスのことも、ずいぶんわかってきて対応も変わってきました。
感染しても「もらってしまった」どこか余裕?が・・・高齢者と呼ばれる私もとりあえず復活しました。 そして、幼い子どもたちは総じて軽症で、命を落とす様なリスクは少ないことがわかってきました。
専門家の方たちからも「変異を繰り返すウィルスを根絶するのはムリ、ウイズコロナを」と言っています。

園は子どもたちの成長の場
マスクや手洗いなど感染予防に一定の予防効果はありました。
今やマスクは我々大人も外すことに抵抗を感じるくらい定着しました。
手洗いも日常のあたりまえになりました。
感染リスクを考えていろんな行事が中止になり、自粛もしました。

どれもこれも、ウィルスの感染を広げないために必要なルールだったと思います。

でも、もうそろそろ感染予防中心の考え方から、子どもたちの成長を中心にすることに戻していくことを考えていかないといけません。

園(学校も)は子どもたちが成長の場です。
先日のニュースでは、”感染経路は手からだけではないので、学校で一日に何回も手洗いさせる必要はない”とのニュースが報道されていました。

決まったルールだから・・・ではなく、子どもの成長にとって適切なルールなのかを見直していかなければ、子どもたちの将来にどんな影響が出るか心配です。

2学期は子どもたちの行事活動がたくさんある学期です。
園として継続して感染予防に留意しながら、今の子どもたちにとって何を大切にして、どんな活動にしていくか・・・職員みんなで話し合いながら子どもたちの生活を作っていきたいと思っています。
保護者の皆さんのご協力をよろしくお願いします。

2022.9.1
園長 菅野 清孝

8月園だより 2022/7/21

年長さんのザ・キャンプも雨雲の動きとにらめっこでその合間を縫うようにキャンプファイヤーもnightウォークもドラム缶風呂も経験できました。“ドラム缶風呂”からあがった子ども達は口々に「あ~きもちよかった」「ホテルの温泉に入ったみたいだ」 とさっぱりした顔で上機嫌でした。
今年の年長組は3歳児入園式がコロナの影響で6月となり、その後も非常事態宣言下が断続的にやってきて園や家庭での日常が制限される中でここまで育ってきたといっても言い過ぎではないでしょう。そんな子ども達が不安を乗り越えてザ・キャンプをやることが出来たのは子ども達の頑張り、そしてそれを援助し応援する先生方、保護者の方々の見守りがあったからと心温まる思いです。
子ども達が大人に守られ成長を育むことができる。コロナ禍にあってもなおそうした環境をもたらす平和の尊さを改めて思わずにはいられません。

さて、コロナの動きにもまだまだ予断が許せない中それでも少しずつ平常を取り戻そうと社会も動き出しています。なかよしこども園でも乳幼児期の大事な時期を出来るとこから開いていこうと行事を始め模索が始まっています。
PTAは今年、夕涼み会やバザーも少しずつ広げていこうとこちらも模索が始まっているようです。コロナ禍の2年余りをやれることでつないでくれたPTAの努力がありながら、それでもコロナ前の経験が見えなくなっている。PTAのメンバーが忘れてしまったあるいは知らない、そこからのスタートになるわけです。
なかよしのPTAはどんなことやってきたの? バザーはなぜ、どうやってたの?
そんな歴史を知りたいと、今となっては1番長く在園(?)しているという理由で私のところになかよしのPTAやバザーについて語ってほしいとお鉢が回ってきました。

PTAはコミュニティ
確かに思い返せばいろいろな思い出が甦ってきます。
“53坪の森” プロジェクトというのがありました・・・
ある日、突然のように園庭の隣地が宅地になることを知らされました。今でこそ家々が立ち並ぶ住宅地になっていますが、そこはかつて森があり,その森では山羊、ニワトリ、うさぎ達が住んでいて、子ども達の日常の遊び場でした。子ども達は毎日山羊のフンコロガシをしながら動物当番をしていました。そこで山羊の出産もありました。子ウサギが穴の中から顔をのぞかせる。そんなトトロの森みたいな環境が無くなることに落ち込んでいた頃、あるお母さん達が「何か私たちに出来ることはありませんか?」と声をかけてくださいました。すでに不動産屋さんに渡っていた土地でしたし、かといって森を買うなど園にそんな莫大な資金があるわけでもないし・・・。
「少しでも良いから森を残しましょう」その思いを共にしてPTAも一緒に考え取り組んでくれました。斜めの半端な土地は不動産屋さんにしたら買い手のつかない好都合な土地だったのでしょう。53坪だったら譲れるということで、その半端な53坪だけの小さな森を買うことにしました。園は園舎の土地を担保に資金を借りました。PTAは少しでも助けようとなかよしのバザーはもちろん、外部のバザーに出店したり、第1期からの卒園児名簿をたぐり寄付をお願いする手紙の発送を手伝ってくれたりもしました。
現在では小さな森は乳児棟とデッキとなりそこに木陰をつくっている2~3本の樹がその当時の面影を残しています。
園の歴史はPTAに助けられながら歩んできた歴史です。言い尽くせないほどの協働がありました。
それは【なかよし】の創立時から始まり、その時代ごとに必要に迫られて園とPTAが一緒に歩んできた歴史です。

しかし、今思うことは必要だからやってきたけれど、そこに流れているものそれは、関わってくれたすべてのひとびとの~子ども達が健やかに育ってほしい~その思いの表れであったと思えるのです。そしてその思いを一人ではなく周りの人びとと共有したこと。なかよしのPTAはまさに思いを共有しながらひとりひとりが日々をより良く生きたいそんな思いで繋がったコミュニティだったと思います。

ある本に
より良く生きよう,生きたいとする願いなしにコミュニティは生まれない。
その主体はひとびと自身である。
誰も無駄な人のいないのがコミュニティ。
コミュニティはひとびとの共有する何かを媒介としている。ただくっつき合っているわけではない。

コロナは人と人とのつながりを希薄なものにしたと言っても過言ではないでしょう。
それに抗うように、これからも子ども達の健やかな育ちへの願いを共にしながらおとな達が歩んでいくこと。それがなかよしらしさ、それがなかよしのPTA。
コロナで前例が吹っ飛んでしまったとしても、それが実は何をしたら良いか考える機会になる。新たななかよしのコミュニティを創っていく。
気負わずに楽しんで少し頑張って、自分達なりのPTAを創ってください。
応援してます。

理事長 川島佐和子


学校ってどんなところ?
今の年長組のこどもたち、来年4月に小学校入学予定です。(早いですね~)
はじめて小学校入学を控えて子どもたちはもちろん、保護者にとってもいろいろと心配や不安を感じることもあると思います。

毎年、そんな方々を対象にして学校の情報を伝え合う『座談会』をしています。
すでに上のお子さんが小学生でいる先輩保護者が、初めて小学校へ上がる方たちと話す中で学校のことが見えてくる、理解につながる、そんな機会にしていけたらという主旨で開催しています。
なかよし座談会
9月15日(木)10時~12時 二階コミュニティルーム
特別ゲスト 広瀬貴樹(一般社団法人『かけはし』の代表理事)

さて、今年度の座談会は、特別ゲストに一般社団法人『かけはし』の代表理事広瀬貴樹さんをお招きしました。
昨年の園だより5月号でもご紹介しましたが、広瀬さんは2020年度まで公立小学校の先生でした。

現在は学校を退職されて、こどもたちの居場所を作ろうと一般社団法人『かけはし』の代表理事として、不登校の子どもたちの活動の場所づくりに奔走されています。

園のすぐ近く(徒歩6分)に一軒家を借りて・・・ボランティアの方々と自分たちでリフォームしていろんな世代が集える場所『かけカフェ』を開いたり、畑を耕したり、学校の空き教室、地域ケアプラザなどで学習支援をしたり・・・精力的に活動されています。

そんな広瀬さんから最近の小学校事情などお話をいろいろお聞きしましょう。

※広瀬さんに関しては今回9/15(木)は座談会のゲストですが、12/2(金)2/25(土)には講演会講師としてお招きして、学校の現状、かけはしの活動などのお話をしてもらう予定です。時間を作ってぜひご参加ください。

2022.7.21
なかよしこども園 園長 菅野 清孝

7月園だより2022/6/30

6月に梅雨が明け&猛暑が続いていますね。
そんな暑さの中、先生たち頑張ってプールを組み立ててくれました。
昨年は子どもたち、あまり入れなかったけれど、今年は園長が水道代が心配になるくらい入って楽しめるといいな~と思っています。


あゆみ・・・子どもたちの成長を伝える
さて、昨年度から在籍していた方はご存知と思いますが、毎回、学期末には担任から保護者の皆さんに『あゆみ』で子どもたちの成長、変化といったところを伝えています。
このあゆみ・・・保護者の皆さんには好評(たぶん)ですが、担任にはなかなかの苦行です。

私ごんべぇも現場にいる時は苦手でした。
毎日一緒に生活している子どもたちだから成長、変化がよくわかる・・・かと言えば・・・わかる子もいれば、正直見えない子もいました。
文章で伝える・・・得意不得意ありますよね・・・持ち帰ってあゆみを書きながら、見えてない自分の力のなさを感じつつ真夜中まで…とても時間がかかったのを思い出します。
(だから、子どもたちにも、保護者にも不評の《午前保育期間》はとても貴重でした。)

そして現在・・・こども園になったなかよしは・・・幼稚園に保育園、預かり保育もどろんこ、市型預かり、一時保育、子育て支援、等々・・・多岐にわたります。
提出書類もいろいろ増えて先生たち、私の時代の数倍忙しいです。
家庭を持ち、子育てする職員も増えました。

あゆみ・・・何とかしたいな・・・誰が見てもわかりやすく、保育者側からも負担が少ないやり方はないかな・・・

ラーニングストーリーへ
職員間でいろいろ検討した結果・・・コメントは最小限にして写真で子どもたちの様子を伝える(ラーニングストーリー)というやり方と出会いました。

月に一枚程度、担任が子どもたちの写真を撮って(一学期に3~4枚程度)・・・学期末にあゆみとして保護者の皆さんに渡し、子どもたちの成長や変化を共有しようというものです。

もちろん写真と言っても私たちは写真家ではないし、写真を撮ることが目的ではありません。だから、素晴らしい写真は期待しないで下さい。その月の様子が写っているくらいの写真です。
でも、その時、担任が感じた一人ひとりの子どもたちの成長を、写真を通して保護者の皆さんに伝え・・・できれば共有したいと思っています。

あゆみは勇気づけになる
そしてそのあゆみは、一年に9枚~12枚のアルバムになります。
担任や、保護者が・・・そのアルバムを子どもたちと一緒に見ることで・・・
『大きくなったね』子どもたちは自分の成長を確認します。

『たくさんの大人が君たちを大切に思っているんだよ』・・・そんなメッセージが伝われば、それは子どもたちの自己肯定感を育てます。

そんな新しいあゆみが、いよいよ今学期7月から本格的にスタートします。
(ご意見、ご感想ぜひ聞かせて下さい)



2022.7.1  なかよしこども園  
園長  菅野 清孝

6月園だより2022/5/31

再生PTA活動!!
先月5/27に令和4年度のPTA総会が約3年ぶりに対面で開催されました。
悪天候の中、会場の二階コミュニティルームに集まってくれた保護者の皆さん、ご苦労様でした。
やはり顔を合わせての話しは、話す側、聞く側、双方の気持ちが伝わる感がありました。
小さな園の総会としては、型通りの進行ではありますが、子どもも親も保育者も共に育ちあう、共同養育の原点です。

川島理事長からの話からも、なぜそうなったか、なかよしのPTAの歴史を知る機会にもなっていたと思います。
この総会を経て、昨年度の決算と今年度の活動予定が承認されました。

今年の役員さん方は・・・コロナでなかなか集まれなかった役員会、サークル活動を再起動させようと話し合っています。
保護者同士が”子育て仲間としてつながる”そんな思いを大事にしながら・・・新役員による活動が本格的にスタートします。
皆さんご協力よろしくお願いします。

ママの絶対
さて・・・保護者の皆さん、子育ての中でこれは大事、絶対守るべきルールってありますか? 
我が家のムスメママの絶対ルールは《子どもを虫歯にしない!》です。
近年、虫歯は虫歯菌によるもので、親からの口移しなどで食物を与えるのはダメ・・・があたりまえになりました。
しかし、そんな常識が強くなかった時代に育ったムスメママは、虫歯があります。
親の私は自分の使っていたハシで食べ物を娘に食べさせたり、ムスメもよく親の私が食べているものを横からとって食べてましたから・・・そんな教訓からわが子には自分の使ったハシやスプーンで食物を与えることは絶対しません。

このルールは当然、私たち祖父母に対しても同様です。
食卓で料理を孫の皿に取り分けようとすると『そのハシ!ジィジが使ったよね!』と厳しいチエックがはいります。食べかけを与えるなんて論外です。

2才児のひみつ
先日のことです・・・そんなムスメ親子が風呂上りに凍らせたゼリーを食べています。
ママの方が食べ終わるのを見たマゴはいつもの様に『ステテキテアゲルネ』と言ってママの食べ終わったゼリーの袋を台所のごみ箱にすてに行きます。
その後・・・「あー!ヒィチャンダメだよ~」とムスメママの大声、続いてマゴの泣き声が聞こえました。
どうした?と聞くと・・・『ステテキテアゲルネ』と言って持って行ったママの食べていたゼリーの袋をペロペロなめていたそうです。
ムスメママが「おこってないよ~」と言って聞き出すと・・・前々からしていたと言うことが判明して・・・肩を落とすムスメママでした。

ママの絶対ルールをちゃんと理解しながら・・・
食べ終わったママのゼリーの袋を『ゴミバコニステルネ』と言いながら、ちよっとゼリーが残っていたり、違う味がするママのゼリーの袋をペロペロしていたんですよ。

『ママ~ステテキタヨ』「ありがとう~偉いね」なんて小芝居してたなんて・・・すごいぞ2才10ケ月児!思わず笑ってしまうジィジでした。

自分で決める
このマゴ、最近トイレで排泄することがちよっとずつ出来るようになっています。
ウンチ出た、おしっこ出たをちゃんと言うし、自覚もあります。
「便座替えるからちよっと待ってて~」とママに言われれば肛門をギュッと閉めて待つことだってできます。
自分でするしないを決められる・・・自己決定ができる時期なんです。
でも、自分で決められるってことは、その日その時の気分や状況で大人を欺(あざむ)く場面も出てくるのもこの時期です。

2才児って、もう赤ちゃんじゃない!まわりを見ながら、自分の気持ちも意識しながら行動できるんですよ。そして、時に巧みに大人を動かします。この親子の攻防は、思春期まで続きます(そう言えばムスメに門限なんか言うだけ無駄でした)・・・

そんな視点で子どもたちの言動を見直すと、どの年令の子どもたちも大人が思っているよりずっとみんなちゃんとわかっていますよ。
子どもの成長はすごい! ~大人とのやり取りもいろいろあって面白いですね~

2022 6.1  なかよしこども園  園長 菅野 清孝

5月園だより2022/4/28

新しいニックネーム
入園式のギターソロが印象的だったのか?今年もひよこのすり込み現象(最初に見たものを親と思ってついて回る)が起こり、なついてくれる子どもたちがいました。

登園すると『コウメチャン~』と言いながら私を指さす子・・・「えっ?コウメ?小梅?コウメ太夫?」と思ったらごんべぇちゃん~ゴンメィチャン~コウメィチャン~コウメチャン・・だった様です。
もうひとり・・・やはり私を探すとき『ジイジセンセイは?』と言います。
ジィジ? 残念ながらジィジは私しかいませんね・・・(笑)
ごんべぇに続く、新しいニックネームができました。
みんなめんこいね~


新学期がスタートして約2週間
さて、そんな新入園の3才児・・・お母さんからの離れ際、大泣きして担任に抱っこされ、半日おんぶで過ごす子、やたらに園中を動き回り探索活動に励む子、使いたいオモチャを他の子が使っているとパンチやキックで奪う子・・・いやはや・・にぎやかです。

進級した子どもたちはと言えば・・・大きくなった自分を意識して小さい子の世話をしたり、新入園児に遊具を譲ったり、先生に対してもやたら聞き分けが良くなる(先生たちは進級マジックと呼んでいます。)
今は、そんな時期もあっさり終わり、自分たちのペースで生活し始めています。

園庭は真夏?
この2週間、天気は晴れと雨を繰り返し、気温の寒暖差も大きかったですね。
お日様が出て気温が上がってくると園庭は海の砂浜状態になります。
そんな日はいたる所でバケツやジョーロで水あそびが楽しいです。
そのうち大きなたらいにホースで水を入れて中に入ってジャブジャブと水遊びが盛り上がりました。
でも、まだ暑さに慣れないので熱中症が心配・・・先生たち、時々子どもたちに紙コップでお水を飲ませて水分補給をしています。
そんな中、子どもたちの水分補給に追われて、自分の水分補給を忘れてマスクもしていたので体調を崩してしまった先生もいました。 暑さに慣れるのに時間が必要なのは大人も同じ、要注意でした。

暑くなっていくこれからを思うと、子どもたち、職員の健康・・・と、増えていく水道代を心配しています。

子どもたちにマスクを・・・について
そんな中、先日、各学年の個人面談も無事終わりました。
まずは順調な新学期のスタート・・・と思っていたら職員から陽性が出て、続いて園児からも出て、一部学年、休園となってしまいました。

お仕事をされている保護者の方から「子どもにマスクさせられませんか?」と言うご意見もありました。
そうですよね・・・マスクをしていると濃厚接触者にはならない今のルールだと、子どもたちにもマスクしてほしい保護者の気持ちは理解できます。

マスクの弊害
大人のマスク着用もすっかり定着して、マスクをしていないと何だか落ち着かない・・・外すことに抵抗感、罪悪感さえ感じることも多い気がします。

でも・・・最近多く聞かれるのが、マスクの弊害です。
熱中症や肌荒れ、口臭など自覚しやすいものから、集中力の低下や無呼吸症候群、うつ病など意識するのが難しいものまで様々です。

子どもはすぐに順応するので、子どもによっては1日6時間以上マスクをつけていることもあり、長時間マスクをつけることでマスク内に菌が繁殖したり、口呼吸することでノドが乾燥して咳がでたり・・・コロナ感染予防のつもりが違う病気になってしまった・・・などの健康被害も報告されています。

なかよしの子どもたちは、けっしてジッとしていないので、マスクの中でいっぱい汗をかき、マスク内の湿度100%になることが想像できます。
これから暑い季節を迎えるにあたり子どもたちの生活を考えると、子どもたちにマスク着用はすべきではないと思っています。


表情からの情報
以前、2020年のNHKおはようにっぽんで「マスクがこどもの発達に影響?コロナ禍の子育て」と言う題で放送されました。
内容は・・・
『赤ちゃんは、目、口、鼻の3点を結んで人の表情を認識し、個別の顔や表情を区別する能力を学びます・・・それは相手を気持ちを理解する土台になります。
4才~10才の子どもたちも 表情から相手の気持ちを理解したり考えたりします。
それがマスクをすることでコミュニケーションの壁になっているのではないでしょうか。
マスクが子どもの成長、発達に影響を与えるリスクを意識して、顔を見せ合える近しい大人が積極的に表情を見せましょう。』
というものでした。
この放送から2年・・・放送で危惧されたことがリアルになっています。

モグモグ ゴックンを伝える
4月の乳児のカリキュラム会議の中で、0才児の子どもたちに離乳食を食べさせる時、保育者が口元を見せて「モグモグ ゴックン」など伝えていましたが、どのタイミングで口元を見せたらいいか・・・が話し合われました。

口元が見える透明なマスクを付けたり(逆に泣かれたそうです)・・・フェイスシールド型はどうだろう・・・子どもたちの発達に直接影響を与えかねない状況にどうしたらいいか現場の先生たち苦心しています。

ルールを再考
今、マスク着用は社会的には暗黙のルールになっています。でも、ルールは自動運転、思考停止になりやすいものです。

ちょっと立ち止まって、マスク着用は必要としても、マスクだけで感染は防げないこと、その弊害もあること、を大人は意識しましょう。
そして、子どもたちにマスクの必要がない場面では外すことを促してほしいと思います。

ついでに行政の方々・・・濃厚接触者の判定基準を再考して下さい。そして、感染症の専門家でもない園長にその判定を任せるのも再考して下さい。

現在、自宅で待機されている方
体調はいかがですか?
感染すると高熱が出ることが多かったと聞きますが、最近は37.8あたりでスッと下がり回復に向かう様です。
大人の場合、頭痛が残るとも報告されました。

濃厚接触者になってしまった家族の方・・・「自宅待機は世の中の人が思っているよりきついです」と先に感染し10日間の自宅待機を経験した職員の言葉です。
たいへんさお察しします。

子どもたちへ・・・こいのぼり集会は6日(金)に延期しました。みんなの作ったこいのぼりを見ながら、柏餅を食べようね。もう少し辛抱して下さい。


2022.4.28   園長 菅野 清孝

4月園だより2022/4/8

令和4年度の園生活がはじまりました
乳児クラス、保育園の方は、3月末から慣らし保育が始まっています。
今年のどんぐり組(0才児)は月齢が低くて、まだまだ赤ちゃん・・・慣れない場所と人に抱っこしている先生のエプロンにギュッとつかまって、泣き声も『オギャーオギャー』に聞こえます。ウチの孫もついこの間、あんな声で泣いていたなぁ・・・現場のたいへんさを感じつつ・・・なつかしく聞いています。

状況がわかる
先日、そんな新入園の0才児、どんぐりさんが部屋で泣いていました。
マルちゃん(丸山先生)が二人を抱っこしてあやしています。そのそばに、前年度のどんぐり組(今つくし組)の子が二人・・・一人はタケちゃん(竹内先生)の膝の上で、もう一人はそばにいて絵本を読んでもらっています。

マルちゃんの様子を見てタケちゃんが『ひとり受け取りますよ。(もうひとつの膝が空いてるから大丈夫ですよ)』と声をかけました。
すると、今までタケちゃんの膝に乗っていた子がスッと膝を降りたそうです。 あらら・・どんぐり時代はヒザセキは絶対譲らなかったのに・・・と先生たちは思いました。

もう一人、絵本を読んでもらっていた子も、泣いているどんぐりさんを抱っこしたタケちゃんを見て、スッと手の空いたマルちゃんのところに絵本も持っていったそうです。
そんな姿にマルちゃんに『どんぐり組の頃は自分の気持ちが最優先、思い通りにならないと怒っていた二人が、状況を察して動いたんですよ・・・成長したな~と思いました。』と、ちよっと嬉しそうに話してくれました。

そうですね・・・昨年度のどんぐり組も今や1才半を過ぎもう少しで2才を迎える子もいます。先輩だもんね・・・一年間の園生活はダテじゃないよね。
園生活の中には、おウチにいては出来ない体験が山ほどあります。モデルになる子どもたちもいっぱいいます。
新入園の子どもたちがこれからの園生活で刺激を受けてどんな姿を見せるか、そしてどう成長していくか・・・楽しみです。

全員が保育要員
そんな乳児クラスの話を聞いて、何だか事務室にいる園長はお気楽だと思った方がいたらオオ間違いです。

幼児クラスの4月は、新入園の子どもたちがあふれます・・・
特に3才児クラス・・・お母さんから離れるのに大泣きする子、カバンを背負ったまま部屋に入ろうとしない子、脱走を試みる子 等々・・・バスに乗らないと頑張る子もいるのでバスの添乗も二人体制でスタートします。

担任、フリーの先生はもちろん、運転職員、園長、副園長も保育要員として総出で対応します。
昨年はママに会いたい、帰りたいと泣く3才児とマンツーマン、ほぼ3週間・・・部屋に入らないので一緒に玄関でお弁当を食べました。
その子は一年経った今、りっぱな年中組さんになりました。誰の話?って顔してますよ。

さぁて、明日9日はいよいよ入園式です・・・子どもたち、どんな顔して登園してくるでしょう・・・保護者の皆さんも同様・・・期待と心配が半々です。

2022 4.8   園長 菅野 清孝