5月園だより 2026/4/30
新年度が始まり、あっという間に1か月が経とうとしています。最初は泣き声で賑やかだったなかよしも次第に自分の好きな人、好きな場所、好きな遊びを見つけて笑い声で賑やかななかよしへと変わってきています。
毎年、この時期になると先生たちは子どもたちが少しでも新しい環境に安心できるようにあの手この手で関わっています。それに応える子どもたちの適応力に「すごいなー」と感じていました。でも、その裏には先生たちの頑張りだけではなく、子どもたち自身の頑張りもあったんですね。
期待の裏にある気持ち
我が子の話になってしまいますが、昨年度の春に近所の幼稚園に年少で入園した息子。今年度は彼にとって生まれて初めての進級でした。年度末の園生活では進級に期待を持てるように取り組んでくれていたようですが、年少の修了式前日には「寝たら年少が終わっちゃうから寝ない!」と抵抗。春休みを終えて、迎えた始業式。新しい先生が発表され、家に帰った後は「僕の先生は〇〇せんせい(前担任)なのー」と母親に泣いて訴えたようです。
新生活が始まってからは多少の行き渋りはあったものの、仲の良い友だちの存在もあり、『自分はこのクラス』と飲み込み、前担任のところへ駆け寄りたい気持ちを堪えて、新担任がどんな先生なのか彼なりの物差しで見定めているようでした。
不安を抱えてのスタートだった新生活も、今では新しい担任の先生にも素直に気持ちを出すことができているようです。
新年度は保育室と担任が変わり、一つ大きくなる。この「大きくなる」ということは子どもたちにとって嬉しいことだと思っていました。ですが、子どもたちはその裏で喜び以外の気持ちを感じていたようです。そして、その気持ちを真正面で受け止め、自分の中で一生懸命消化しようとする姿がありました。
そんな姿を間近で見ていて、先生と子どもたち双方がそれぞれに寄り添いあい、次第に信頼関係が作られていくのだと改めて実感しました。そして、その間の子どもたちはきっと言葉にならない想いを家で全力で出していたと思います。それを受け止めた保護者の皆さんの我が子理解と支えがあってこその新年度スタートだと感じています。本当に毎日お疲れ様です!
どっちが本当の姿??
当たり前ですが、園では親元から離れて生活をしています。そこには保護者の方たちは見ることのできない子どもたちの世界が広がっています。
担任を持っていた頃、園では話をしっかりと聞いて、周りを見ながら考えて動く子がいました。そんな子の姿を僕らが家庭訪問や個人面談で『〇〇くんはしっかりしていて、むしろ頼っちゃうぐらいで!』とお話すると、保護者の方が『えー!そうなんですか?家の様子からだと信じられないです。家だとワガママがすごくて、思い通りにいかないと泣いて怒って…』という反応。それを聞いて、逆に『園の様子からお家の姿が想像できません!』なんていうやりとりが多々ありました。
我が子もその典型。園ではとってもいい子をしているようですが、家では全く話を聞かないワガママ小僧です。僕から優しく言われているうちにやめれば良いものを、調子の乗ってやり続け、最終的にドカンと怒られる。そんなことの繰り返しです。でも、親から離れた幼稚園でたくさん頑張って、その分をより安心できる家庭、安心できる人の前で気持ちを出しているのだと捉えられるようになってから、なんだかその姿も愛おしく感じました(もちろんイライラはしますけどね笑)。
以前は「どっちが本当の姿?」なんて考えた時もありました。でも、園の姿も家の姿もどっちもその子の本当の姿です。親元から離れ、子どもの世界で生活し全力で楽しみ、家庭に戻ってたくさんの甘えを出す。その一連の流れがその子なのだと思います。なので、それぞれの姿を保護者の方と僕たち職員とで子どもの姿を共有し、一緒に子育てをしていけたらとなかよしの先生たちは思っています。
その共有の一環として、今月は家庭訪問を実施させていただきました。家庭訪問を機に新担任との距離もグッと縮まったのではないでしょうか。日程調整のご協力ありがとうございました。
5月からは14時帰りが本格スタートです。先生たちは子どもたちと一緒にどんな楽しいことをしようかと計画中です。お家では少し疲れが出てくるかと思いますが、子どもたちの成長を一緒に見守っていきましょうね。
2026.4.30
副園長 千葉浩輔
毎年、この時期になると先生たちは子どもたちが少しでも新しい環境に安心できるようにあの手この手で関わっています。それに応える子どもたちの適応力に「すごいなー」と感じていました。でも、その裏には先生たちの頑張りだけではなく、子どもたち自身の頑張りもあったんですね。
期待の裏にある気持ち
我が子の話になってしまいますが、昨年度の春に近所の幼稚園に年少で入園した息子。今年度は彼にとって生まれて初めての進級でした。年度末の園生活では進級に期待を持てるように取り組んでくれていたようですが、年少の修了式前日には「寝たら年少が終わっちゃうから寝ない!」と抵抗。春休みを終えて、迎えた始業式。新しい先生が発表され、家に帰った後は「僕の先生は〇〇せんせい(前担任)なのー」と母親に泣いて訴えたようです。
新生活が始まってからは多少の行き渋りはあったものの、仲の良い友だちの存在もあり、『自分はこのクラス』と飲み込み、前担任のところへ駆け寄りたい気持ちを堪えて、新担任がどんな先生なのか彼なりの物差しで見定めているようでした。
不安を抱えてのスタートだった新生活も、今では新しい担任の先生にも素直に気持ちを出すことができているようです。
新年度は保育室と担任が変わり、一つ大きくなる。この「大きくなる」ということは子どもたちにとって嬉しいことだと思っていました。ですが、子どもたちはその裏で喜び以外の気持ちを感じていたようです。そして、その気持ちを真正面で受け止め、自分の中で一生懸命消化しようとする姿がありました。
そんな姿を間近で見ていて、先生と子どもたち双方がそれぞれに寄り添いあい、次第に信頼関係が作られていくのだと改めて実感しました。そして、その間の子どもたちはきっと言葉にならない想いを家で全力で出していたと思います。それを受け止めた保護者の皆さんの我が子理解と支えがあってこその新年度スタートだと感じています。本当に毎日お疲れ様です!
どっちが本当の姿??
当たり前ですが、園では親元から離れて生活をしています。そこには保護者の方たちは見ることのできない子どもたちの世界が広がっています。
担任を持っていた頃、園では話をしっかりと聞いて、周りを見ながら考えて動く子がいました。そんな子の姿を僕らが家庭訪問や個人面談で『〇〇くんはしっかりしていて、むしろ頼っちゃうぐらいで!』とお話すると、保護者の方が『えー!そうなんですか?家の様子からだと信じられないです。家だとワガママがすごくて、思い通りにいかないと泣いて怒って…』という反応。それを聞いて、逆に『園の様子からお家の姿が想像できません!』なんていうやりとりが多々ありました。
我が子もその典型。園ではとってもいい子をしているようですが、家では全く話を聞かないワガママ小僧です。僕から優しく言われているうちにやめれば良いものを、調子の乗ってやり続け、最終的にドカンと怒られる。そんなことの繰り返しです。でも、親から離れた幼稚園でたくさん頑張って、その分をより安心できる家庭、安心できる人の前で気持ちを出しているのだと捉えられるようになってから、なんだかその姿も愛おしく感じました(もちろんイライラはしますけどね笑)。
以前は「どっちが本当の姿?」なんて考えた時もありました。でも、園の姿も家の姿もどっちもその子の本当の姿です。親元から離れ、子どもの世界で生活し全力で楽しみ、家庭に戻ってたくさんの甘えを出す。その一連の流れがその子なのだと思います。なので、それぞれの姿を保護者の方と僕たち職員とで子どもの姿を共有し、一緒に子育てをしていけたらとなかよしの先生たちは思っています。
その共有の一環として、今月は家庭訪問を実施させていただきました。家庭訪問を機に新担任との距離もグッと縮まったのではないでしょうか。日程調整のご協力ありがとうございました。
5月からは14時帰りが本格スタートです。先生たちは子どもたちと一緒にどんな楽しいことをしようかと計画中です。お家では少し疲れが出てくるかと思いますが、子どもたちの成長を一緒に見守っていきましょうね。
2026.4.30
副園長 千葉浩輔
4月園だより 2026/4/7
ご入園、ご進級おめでとうございます
毎年、他よりもすこし遅く咲く園庭の桜も、先週満開を迎えました。既に散り出していますが、落ちた花びらが園庭をピンク色の絨毯のように染めています。花びらを集める子や、園庭で抱っこされながら泣いている新入園の子どもたち。新年度が始まったぞ~!と感じる毎年の春のなかよしの光景です。
今年度は新たに41名の子どもたちを迎え、総勢131名の子どもたちがなかよしで過ごします。どんな一年が待っているかな?と担任はじめ職員みんなが新しいクラス、新しい子どもたちとの生活にワクワクしています。
一足早く4月1日に行われた進級式、そして本日の始業式で、こどもたちは新しいクラスのバッチを受け取りました。友達と「同じ色だね」とよろこび、すれ違う先生たちみんなに「みて!○○くみになった!」とバッチを見せて、大きくなったことの喜びを表現していました。
新入園児のみなさんにとっては、新たな生活のスタートです。はじめはおうちの人と離れられなかったり、おうちを恋しがり泣いて過ごすかもしれません。慣れるペースも個々に違います。ゆっくり、安心できる大人や、好きな場所、好きな遊びを見つけていきましょうね。
子育て支援や地域との関わり
なかよしはこどものための場所でもあり、『こども園』として地域の中の子育て支援の場所でもあります。子育て支援と一言で言っても、どんなことをしているの?と思われるかもしれません。
誰でも人は【つながり】が必要です。子育て中なら尚更、ひとりでは抱えきれないことも多いと思います。育児中の心配ごと、ちょっとだれかに聞いてほしいな。息抜きがしたいな。おしゃべりする相手がいたらなぁ・・・。子育てに懸命な時期だからこそ、そんなとき孤独にならず大人同士もつながって、園が少しでも皆さんにとってホッとする場所であって欲しい、そう願っています。
そんな居場所作りを年間通して様々な形で行っていますので、PTA活動やボランティア活動も含め改めて紹介します。
【保護者、PTA】
・性教育座談会
今年は全5回で性に関する悩み事について話し合い、みんなで考えたり勉強します。
・なかよしゼミ
カウンセラーの鶴田先生を講師に、アドラー心理学をベースに、ワークや話し合いをして学ぶゼミです。ОBの参加も多く子育ての先輩の話も聞けるかも?
・サークル活動
PTA主催の任意サークルが複数あります。誕生会や園行事に一緒に参加するサークルが多いので、仲間を作りながら楽しんで参加してくださいね。後日サークル紹介があります。
・育児相談、食育相談や給食試食会
育児での悩みや食のこと等々…相談したいときはお声かけください。栄養士や鶴田先生、園長等、相談を受けられます。各学年ごと年1回の給食試食会もありますので、この機会に子どもたちが食べている園の給食を味わってください。
【地域やOB保護者に支えられて】
・畑の会
子どもたちが毎年芋ほりをしている第二園庭の横の畑は、ボランティアの皆さんを中心に管理してくれています。収穫物を給食やクッキングに使っています。
・ニコニコ会
近隣の老人会のおじいちゃんおばあちゃんが、毎月1回園に遊びに来て園児と交流します。老人会の誕生会にも招待されます。
・なかよし母さん
ひよこサークルやPTA講演会で、こどもの見守りをしてくれるボランティアママさんです。毎年卒園時に募っています。
【卒園後】
学校への登校が苦しくなったときに園で過ごすさくらの木、卒園児小学3年生以上が集まって遊ぶ会のなかよしDay、ОB保護者運営のてらこやは月1回程度開催され、宿題や勉強を教えてもらったり息抜きに遊ぶ場となっています。
職員も年間通して、幼稚園協会泉区の研修会、市開催の研修、夏の合研、性教育セミナー、区内の保育職員との性教育を語る会、鶴田ゼミなど、広い分野での学びを続けています。
今年度も、こどもを真ん中にして保護者の皆様と共に歩むなかよしでありたいと思っています。ご協力をよろしくお願いいたします。
令和8年4月7日
園長 小宮 知子
毎年、他よりもすこし遅く咲く園庭の桜も、先週満開を迎えました。既に散り出していますが、落ちた花びらが園庭をピンク色の絨毯のように染めています。花びらを集める子や、園庭で抱っこされながら泣いている新入園の子どもたち。新年度が始まったぞ~!と感じる毎年の春のなかよしの光景です。
今年度は新たに41名の子どもたちを迎え、総勢131名の子どもたちがなかよしで過ごします。どんな一年が待っているかな?と担任はじめ職員みんなが新しいクラス、新しい子どもたちとの生活にワクワクしています。
一足早く4月1日に行われた進級式、そして本日の始業式で、こどもたちは新しいクラスのバッチを受け取りました。友達と「同じ色だね」とよろこび、すれ違う先生たちみんなに「みて!○○くみになった!」とバッチを見せて、大きくなったことの喜びを表現していました。
新入園児のみなさんにとっては、新たな生活のスタートです。はじめはおうちの人と離れられなかったり、おうちを恋しがり泣いて過ごすかもしれません。慣れるペースも個々に違います。ゆっくり、安心できる大人や、好きな場所、好きな遊びを見つけていきましょうね。
子育て支援や地域との関わり
なかよしはこどものための場所でもあり、『こども園』として地域の中の子育て支援の場所でもあります。子育て支援と一言で言っても、どんなことをしているの?と思われるかもしれません。
誰でも人は【つながり】が必要です。子育て中なら尚更、ひとりでは抱えきれないことも多いと思います。育児中の心配ごと、ちょっとだれかに聞いてほしいな。息抜きがしたいな。おしゃべりする相手がいたらなぁ・・・。子育てに懸命な時期だからこそ、そんなとき孤独にならず大人同士もつながって、園が少しでも皆さんにとってホッとする場所であって欲しい、そう願っています。
そんな居場所作りを年間通して様々な形で行っていますので、PTA活動やボランティア活動も含め改めて紹介します。
【保護者、PTA】
・性教育座談会
今年は全5回で性に関する悩み事について話し合い、みんなで考えたり勉強します。
・なかよしゼミ
カウンセラーの鶴田先生を講師に、アドラー心理学をベースに、ワークや話し合いをして学ぶゼミです。ОBの参加も多く子育ての先輩の話も聞けるかも?
・サークル活動
PTA主催の任意サークルが複数あります。誕生会や園行事に一緒に参加するサークルが多いので、仲間を作りながら楽しんで参加してくださいね。後日サークル紹介があります。
・育児相談、食育相談や給食試食会
育児での悩みや食のこと等々…相談したいときはお声かけください。栄養士や鶴田先生、園長等、相談を受けられます。各学年ごと年1回の給食試食会もありますので、この機会に子どもたちが食べている園の給食を味わってください。
【地域やOB保護者に支えられて】
・畑の会
子どもたちが毎年芋ほりをしている第二園庭の横の畑は、ボランティアの皆さんを中心に管理してくれています。収穫物を給食やクッキングに使っています。
・ニコニコ会
近隣の老人会のおじいちゃんおばあちゃんが、毎月1回園に遊びに来て園児と交流します。老人会の誕生会にも招待されます。
・なかよし母さん
ひよこサークルやPTA講演会で、こどもの見守りをしてくれるボランティアママさんです。毎年卒園時に募っています。
【卒園後】
学校への登校が苦しくなったときに園で過ごすさくらの木、卒園児小学3年生以上が集まって遊ぶ会のなかよしDay、ОB保護者運営のてらこやは月1回程度開催され、宿題や勉強を教えてもらったり息抜きに遊ぶ場となっています。
職員も年間通して、幼稚園協会泉区の研修会、市開催の研修、夏の合研、性教育セミナー、区内の保育職員との性教育を語る会、鶴田ゼミなど、広い分野での学びを続けています。
今年度も、こどもを真ん中にして保護者の皆様と共に歩むなかよしでありたいと思っています。ご協力をよろしくお願いいたします。
令和8年4月7日
園長 小宮 知子
